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日本人が愛してやまない もちアイス……それがロッテの「雪見だいふく」だ。プニプニのもちは天使のほっぺた的な食感で、冷凍庫から出してすぐより、少し溶かしてから食べた方が絶対にウマい! まさに日本が誇る “キング・オブ・もちアイス” といっていいだろう。だがしかし……。

記者にはかねてから、雪見だいふくが大好きだからこそ申し上げたい1つの提言があった。それは「雪見だいふくの中身のバニラアイスってイマイチだよな」ということ。ロッテのクランキーチョコもトッポも大好きだが、これだけはハッキリ言いたい。雪見だいふくのバニラアイスはイマイチだと。

・中身のバニラアイスがイマイチすぎる

バニラアイスがもっと美味しくなれば、雪見だいふくは劇的に進化する……記者は確信していた。思い起こしてほしい、雪見だいふくを食べたときのことを。いつも印象に残るのはもちの食感と甘さだけで、バニラアイスそのものには感動がないのだ。

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ぶっちゃけ、あのバニラアイス単体で売っていたとしても記者ならば買わない。純粋にアイスとして見た場合、クリーミーさはあるもののコクや濃厚な旨味には欠けると言ってもいいだろう。バニラアイス……お前なんだ。お前次第で雪見だいふくは、次のステージへ到達するんだ……!

・ハーゲンダッツ入り雪見だいふく

というわけで用意したのは、濃厚アイスの代表格「ハーゲンダッツ」である。毎年売り切れ続出のもち入りハーゲンダッツ「華もち」を見ればわかるように、もちとの相性の良さは折り紙つき。「雪見だいふくのもち + ハーゲンダッツ」なんてウマい予感しかしないではないか。

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さっそく雪見だいふくを解体し、もちからアイスをひっぺ返す。念のためアイスだけ食べてみたが、うむ……やはりイマイチだ。それに引きかえハーゲンダッツの濃厚なこと濃厚なこと。これは感動グルメ誕生待ったなしである!

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そして、雪見だいふくのもちでハーゲンダッツを包めば完成!! 「雪見ダッツ」もしくは「ハーゲンだいふく」は、どう見てもウマそうである。さあ、歴史が変わる瞬間だ……! 一口食べてみると……。

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う、ウンまぁぁぁぁあああーーーーーーい? アレ? アレレ? 思ったよりウマくないぞ……? え、なんで? アイスは確かに濃厚なバニラでウマいが、もちが死んでるような……? あれ、予想してたのと全然違うんですけど!

・思ったよりウマくない

念のためいつもの雪見だいふくと食べ比べてみると、こっちの方が断然ウマい! 理由はもち自体の甘さがアイスに邪魔されず「もちの甘さ → 食感」ともちがスムーズに引き立つのだ。ハーゲンダッツは甘さが もちより強いため、もちがオマケになってしまっていた。

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結果として、雪見だいふくの中身をハーゲンダッツに変えても「お互いの良さを殺しあうだけ」という最悪の結果に……無念。というか、雪見だいふくのバニラアイスちゃん、イマイチとか言ってごめん! 君はもちを引き立てるため、わざと自己主張してなかったんだね!! 本当にごめんよッ!!

というわけで、雪見だいふくは既に完成しているから、余計なことをせずにそのまま食べることをオススメする。何でもかんでも濃厚ならいいってワケではないことが、よくよくわかりました。本当に中身のバニラちゃんごめんなさい!

参考リンク:雪見だいふく
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼実験開始。
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▼意外とキレイに取れる。
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▼ツルンとな。
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▼中身のバニラアイスだけ食べてみる。うむ、イマイチだ。
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▼気を取り直して、もちにダッツをIN!
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▼どや! ウマい予感しかしないやろ!!
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▼ワクワクして食べた割には全然だった。そうか、アイスはわざと目立たなくしてるのか……。
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▼お互い、そのまま食べた方が良いぞ!
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