今、ローストビーフが “キテる” らしい。当サイトで以前に何度かお伝えしているのでご存知の方もいるかもしれないが、最近はローストビーフを目玉とする店が急に増え、『ローストビーフ油そば』なるものまで登場しているようだ。

そんなローストビーフのビッグウェーブ(?)に、あの大阪王将もチャッカリ乗っているとの情報をキャッチ! 一人の王将ファンとして無視できなかったので食べてきたぞ。

・イケイケな大阪王将

問題のメニューの正式名称は『肉撃コク旨ローストビーフまぜそば』(肉盛り100g・税込み1190円)だ。なんでも雨上がり決死隊が考案したらしく、東京・お台場で開催されたイベント「お台場みんなの夢大陸2016」で販売数量が1位になったという、キラキラな “業界感” がハンパないメニューである。

どんな料理なのかと言うと、ここ数年で急にメジャーになった まぜそば(油そば)に、先述の通り今キテるローストビーフを何枚も重ね、ド定番の旨味食材・ニンニク風味のソースで仕上げた一品。

ミーハーとも言える具材ラインナップからは、前のめりになって流行りものを取り入れようとする大阪王将のイケイケな姿勢がうかがえる。スキージャンパーの飛行姿勢くらい前のめりになっているぞ。

・クセが少ない味

ただ、その味はイケイケというよりも、ひと言でいえば手堅い。ニンニクの風味は適度な強さで、全体的にマイルドだ。最近よく耳にするようになった「台湾まぜそば」のような辛みは全くない。

そして主役のローストビーフである。確かに1枚1枚は分厚くない。食べ応え十分とは言い難いものの、オーソドックスな味わいで、万人受けを狙っているのが王将っぽいぞ。

・王将らしいメニュー

よくよく考えれば、海外のウマい料理に独自のアレンジを加え、日本人の舌に合わせるのは珍しくない……というか、王将の得意技だ。そういう意味で、このメニューは王将らしいメニューとも言えるかもしれない。

なお、『肉撃コク旨ローストビーフまぜそば』は、2016年の11月末まで期間限定。業界っぽい大阪王将を感じたければ、それまでにローストなフービーがライドオンした そばまぜをクッチェしてみてくれ! ケチェラッチョ!!

参考リンク:大阪王将『肉撃コク旨ローストビーフまぜそば』
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼肉の量によって価格が変わり、こちらは肉盛り150gで1380円。なお、肉盛り50gは890円で、100gは1190円(いずれも税込み)となる

▼肉盛り150gとiPhone6を比べるとこんな感じ