肉フェス TOKYO 2016春が開幕した。今回はイベント初となる、5会場同時開催とのこと。私(佐藤)はそのうちのひとつ、お台場会場(シンボルプロムナード公園夢の広場)に開催初日に足を運んだ。この日は雨だったのだが、意識の高い肉好きが集結し、選りすぐられた肉料理に舌鼓を打っていた。
実は今回イベントに参加するにあたって、事前に気になっていたメニューがある。それは、『肉の匠 将泰庵』の「飲めるハンバーグ(1400円)」だ。まさかハンバーグが飲みものになったのか? それとも激しく液状化した肉塊なのか? 食ってみないと、答えにたどり着けない。ということで実際に食べてみた!
・時間がかかる
お店は会場のもっとも奥に位置している。会場最奥に設けられたステージの手前だ。初日はそれほど混雑している様子はなかったのだが、ハンバーグにありつくにはそれなりに時間がかかった。というのも、ハンバーグを焼き上げるのに時間がかかるからだ。
・いろいろ食べたい人は工夫を
並び始めて約20分程度かかっただろうか。ようやく、1皿をゲットすることができた。このお店は回転がかなり悪いので、いろいろ食べたいという人は、最初に並ぶか、近くのテーブル席で様子をうかがいつつ、並んだ方が良いかもしれない。
・肉まんやシュウマイみたい
さて、やっとハンバーグを手にすることができた。パッと見、肉まんやシュウマイのようだ。表面の焼き目が少なく、ふっくらとしている。箸で割ってみると……。
・蒸しているのか?
おお~! ジュワーっと肉汁が出てきた。普通に焼いたハンバーグでは、なかなか出ない勢いだ。もしかして、これは蒸しているのか?
・肉に粘りがある
中を見てみると、肉に粘りがあるように見える。やっぱり蒸しているのかも。焼いて成形したらこうはならない。ふんわりとしつつ、程よく水分を含んでいる。
食べてみると、肉汁を多く含んでおり、旨味が口いっぱいに溢れる。この怒涛の肉汁が「飲めるハンバーグ」という理由なのか。とはいえ、ちょっと名前が大げさかも。肉汁はたしかに多いけど、ゴクゴク飲めるほどではない。言いたいことはわかるけどね。
今までにないハンバーグであることに違いないので、もしも会場に行く人は試してみると良いかも。
・イベント情報
イベント名 肉フェス TOKYO 2016春(お台場)
会場 お台場 シンボルプロムナード公園 夢の広場(東京都江東区青海1)
会期 2016年4月28日〜5月8日
時間 10:00~22:00(最終日のみ10:00~21:00)
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24