goalkeeper

サッカーの試合で失点はつきものだが、できる限り見たくないのがオウンゴールこと自殺点である。その名の通り、ボールが自分のゴールに入ってしまう痛恨の失点。実に切なすぎる1点だ。

中でも守護神のゴールキーパーが自殺点するシーンは、思わず目を覆いたくなる光景だが、そんな悪夢が現実となる痛恨ミスがイタリアで発生した。その様子は、動画「Andrea Consigli Epic Fail Own Goal Fiorentina vs Sassuolo 3-1 Serie A 2016 HD」で確認できる。

・イタリア1部の試合

2016年4月17日、セリエA第33節のフィオレンティーナ vs サッスオーロ戦でそのオウンゴールは生まれた。2−1で迎えた後半39分、サッスオーロがゴールキーパーまでボールを戻した時のことだ。

・一連の流れ

ディフェンスからゴールキーパーへのバックパスはよくある光景だが、思わぬ魔物が潜んでいた。というのも、ゴールキーパーがバックパスをそのまま繋ごうとしたところ……

あろうことかミスキック! しかも自らのゴールへボールを蹴ってしまい、相手に得点を献上してしまったのである!! 相手のプレッシャーがなかったにもかかわらず、絶対にやってはいけないミスを犯してしまったGKアンドレア・コンシーリ選手は呆然だ。

・ゴールキーパーは守護神

近年、ゴールキーパーに足元の技術が要求されるようになったとはいえ、失点に繋がるミスキックは絶対にあってはいけない。ましてやプロ。いくら自信があるとしても、ゴールキーパーが最後の砦ということは変わらないため、軽率なプレーはNGだ。

試合を決めてしまう失点となっただけに、アンドレア・コンシーリ選手は猛省したことだろう。なお、試合は3−1でフィオレンティーナが勝利し、チャンピオンズリーグ出場圏内に入るために欠かせない勝ち点3を獲得している。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼絶対にやってはいけないミスだ