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2016年3月24日発売の週刊新潮が、文筆家・コメンテーターとして活躍する乙武洋匡氏の不倫を報じた。その第一報が23日に報じられると、ネットは不倫騒動の話題で持ち切りに。彼の公式サイトで謝罪文が公開されたものの、妻が謝罪するのはおかしいと、さらに騒ぎが大きくなる結果となった。

この一連の騒動について、この2日間でテレビでどれだけ取り上げられたのか、たしかめてみた。ついでにピン芸人の日本一を競う「R-1グランプリ」で優勝したハリウッドザコシショウさんの、ここ1週間の出演時間も調べたところ、衝撃の結果に! 優勝したのに、テレビ出演が少ないのはナゼ?

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・レグザのタイムシフトマシン

調査に使ったのは、東芝レグザ(50型Z20X)である。このテレビは録画予約をしていなくても、「タイムシフトマシン」という機能が備わっている。これは番組録画を自動で行うことができる(設定が必要)というものだ。直近1週間分の録画番組のなかから、乙武氏出演部分を確認することもできるのだが、そんなことをやっていたらいくら時間があっても足りない。

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・声でシーンを検索する

タイムシフトマシンには、声で検索を行うことができる。リモコンのボイスボタンを押し、「○○のシーンが見たい」というと、自動で録画分のなかからシーンを収集してくれるのだ。

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これを使って、まずは「乙武のシーンが見たい」と言ってみると……。

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どうやら検索対象が広くなりすぎてしまうらしく、うまくシーンを収集することができなかった。そこで次は「乙武氏のシーンが見たい」と言ってみると……。

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「音たけし」と認識されてしまった。間違ってないけど、正しくない。次は「乙武洋匡(おとたけひろただ)のシーンが見たい」と言うと、うまく認識された。録画分のなかでもっとも古いのは、3月20日のものである。

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・参院選擁立の情報から一転

皮肉なことに、20日の番組の放送内容は、今夏の参院選に自民党が乙武氏を擁立したという内容だった。その次は24日、この時から不倫報道一色となっている。

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・2日間で3時間25分

取り上げられているのは、朝と昼のワイドショーで「不倫」や「謝罪」、「謹慎」といった言葉が飛び交っている。短い番組内容の予告も含めると、合計で約205分となっている。たった2日で累計3時間超の時間が、乙武氏不倫問題に割かれているのだ。

ベッキーさんの不倫騒動の時には、おそらくこの倍の勢いではなかっただろうか。週刊文春の報道は1回では終わらず、しかも謝罪会見前後のLINEのやり取りが、騒動に拍車をかけたため、累計放送時間は相当なものだったと思われる。

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・一方、R-1優勝のザコシショウは……

これだけ乙武氏の問題が騒がれている一方で、R-1優勝のハリウッドザコシショウさんはというと……。

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少ない……。合計時間は25分、内訳はバラエティ番組が2本とワイドショーが2本。番組告知が2つと、なぜかザコシショウがまったく登場しないスポーツ番組がひとつ入っていた。

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R-1優勝者の多くは、気づかない間に忘れ去られていることが多いのだが、まさかザコシショウさんもそうなってしまうのか……。ザコシショウの今後が気になる。優勝で弾みをつけて、どんどん活躍して欲しい。そして、乙武氏の不倫騒動は週末の情報番組でも、取り上げられることになるのではないだろうか。

参考リンク:東芝レグザハリウッドザコシショウ
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼東芝レグザの「タイムシフトマシン」で、この1週間の放送番組をチェック
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▼リモコンのボイスボタンを使うと、声でシーン検索できる
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▼乙武氏のシーン検索すると、20日の自民党擁立報道がもっとも古く、24日からは不倫報道一色に
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▼4日で報道内容一転。なんとも皮肉だ……
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