あなたは、親から「反対」をされたことがありますか? 筆者は、高校受験の時、「女子校は反対、共学に行ってほしい」と、女子校進学を反対されたことがあります。反対を押し切って女子校に進学しましたが、こんなにもオトコ好きになるとわかっていれば、共学に行っておくべきでした。
私の親は、私がオトコ好きになることを見抜いていたのでしょうか。そう思うと、親が言うことには従っておいた方が良いのでしょうか。今回は、「親の反対」に関するご相談です。
・ご相談内容(ペコちゃん・女性)
「30代後半の女です。11歳下の彼氏との結婚を、親に反対されています。反対しているのは彼氏側の親ではなく、呆れることに私の親なんです。四十路手前の娘が、やっとこさ結婚相手を見つけたのに、反対する感覚が理解できません。
反対の理由は、『もう何年か経ったら、彼氏は若い女が良くなって、お前は捨てられる』と言うのです。どうせ離婚になるのだから、だったら最初から、結婚しない方が良いと……」
・オッサンっぽい格好でご挨拶
強硬策で行きましょう! 11歳下の彼氏に、極力オッサンっぽく見えるような格好をしてもらい、親に会わせるのです。年齢の割にはオッサンっぽいから、意外と大丈夫かも……と、親御さんも安心するでしょう。
・ただしステテコはダメ
「オッサンぽい格好」の定義ですが、筆者のイメージでは、加藤茶さんの「ステテコに腹巻」がベストです。ただ、ステテコも腹巻も下着ですから、常識的に考えると×。
・セカンドバックを小脇に抱えるべし
そこでオススメなのが、「セカンドバッグ」です。これは筆者の実体験なのですが、仕事で知り合った年下男性と、後日デートをすることになりまして、その時に彼ったらセカンドバッグを持って現れたんですよね。セカンドバッグを持つだけで、実年齢よりもだいぶ上に見えるんです。セカンドバッグマジックとはまさにこのこと!
・ポマードと懐中時計もお忘れなく
髪の毛にはポマードをたっぷりと塗りたくりましょう。オッサンの整髪料といったら、なんといってもポマードですからね。そして首から懐中時計をぶら下げましょう。
・オヤジギャグを連発すべし!
外見だけでなく、発言もオッサンである必要があります。オッサンといったら、なんといってもオヤジギャグです。ピーマンをよけて食べるあなたに対して、「野菜もちゃんと食べやさい」とツッコむ彼氏。トイレに立つあなたに対して、「トイレ、行っトイレ」とツッコむ彼氏。
そんな彼氏に対して、あなたは「山田君、座布団ぜんぶ持ってって」でキマリです。親御さんは、お2人の阿吽の呼吸に、結婚反対を撤回するでしょう。
これは極論ですが、結婚に「親の承諾」って、絶対に必要ってわけではないかと……。もちろん、親に報告し、認められたうえでの結婚であるに越したことはないです。ですが、親の反対があるからと言って、入籍を渋っているようでは、彼氏側のテンションも下がってしまいます。「もう婚姻届出しちゃったもん」と、事後報告型の強硬策も、いっそのことアリだと思いますよ。
恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter
イラスト:Rocketnews24
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