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今回のご相談は、「会いたい」と言わない男性心理に関するお悩みです。「会いたい」と言わないのは、愛していないからなのでしょうか? もしくは、愛はあるけれども、会わなくてもへっちゃらなのでしょうか?

・ご相談内容(匿名さん・女性)

「6年間好きだった男性に告白して、GWから付き合っているのですが、私は関西、彼は関東で遠距離です。彼は平日、ほぼ毎日残業をしているので、連絡はLINEで1〜2往復しかできません。私は寂しがり屋なので、月1くらいで会いたいのですが、彼が普段仕事で忙しいこと、私の経済面を考えると、気軽には言い出せません。

先月末、私が彼に会いに関東へ行ったとき、デート代を全部出してくれたり、私の体調を気遣ってくれたり、帰り際に「寂しい」とは言っていましたが、普段彼のほうから「会いたい」とは言いません。付き合う以前は、LINEしても既読無視されることが多かったので、毎日返事がくるだけマシだとは思うのですが、本当に私のこと好きなのかなと不安になります。私に男性心理を教えてください……」

・男性は「感情」よりも「理性」

私たち女性は、理性よりも感情優先の生き物ですが、男性はその逆です。感情よりも理性が勝るため、「(会えないことは)寂しい」けれども、仕事が忙しいうえ、交通費もかかるので、「会いたい」と言葉に出したところで、現実的には難しいと、男性は考えます。

現実的に難しいことを口に出したところで、それは絵に描いた餅でしかありません。そういった心理があるため、彼は「会いたい」と言わないのでしょう。

・「会いたい連呼」 = 愛があるとは限らない

「本当に私のこと好きなのかな」という部分ですが、「会いたい」を連呼する男性 = 愛があるとは限りません。単にヒマで、しょっちゅう会いたがる男性も存在します。

私事で恐縮ですが、数年前に週6で会っていた男性がおりまして。彼は三十路だというのに、週3、しかも1日4時間しかバイトしていなかったため、時間が有り余っていたんです。そのため、筆者をちょくちょく呼び出していたというわけ。週6で会っていたにもかかわらず、正式交際には二の足を踏んでおりましたから、そこに愛はなかったのでしょう。

交際前は既読スルーだったLINEが、交際後は1~2往復とのこと。これは大きな変化です。仕事で忙しいなか、正式に付き合っているカノジョなのだからと、彼なりに精いっぱい愛情表現してくれているのでしょう。デート代の全額負担も、関西から交通費をかけて会いに来てくれたカノジョへの「感謝」の表れでしょう。本当に私のことが好きなのだなぁと、自信を持って大丈夫ですよ。

恋愛コラムニスト:菊池美佳子
イラスト:Rocketnews24

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