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今回のご相談は、「ちょっとした手土産」に関するお悩みです。クリスマスプレゼントのような大々的な贈り物ではなく、あくまでもちょっとした手土産。何を選ぶべきか悩む人もいれば、手土産を渡した後、相手の反応で悩む女性も存在します。

・ご相談内容(ドジでノロマなカメ子・女性)

「女性ですが、出張の多い仕事です。出張先では、その土地の銘菓を購入し、彼氏に渡しています。渡した瞬間は、『ありがとう!』と喜んでくれるのですが、腹立たしいのは、次に顔を合わせたときです! これまで一度も、『こないだのお土産、美味しかったよ』などの感想を言われたことがありません。1000円以下のお菓子に感想を求める私が間違っているのでしょうか?」

・土産の価格帯は関係ない!

いやいや、間違っていませんよ。500円だろうと1000円だろうと、値段の問題ではありません。ドジでノロマなカメ子さんの出張土産には、彼氏への真心が込められているのですから。その真心に対して、何ら感想がないのは寂しいですよね。

・土産をもらうことが「当たり前」になっている

どのくらいの頻度で出張土産を渡しているかにもよりますが、もしかすると彼氏にとっては、カメ子さんから出張土産を受け取ることが、日常の一部になっているのでは? 要するに、「お母さんがご飯を作ってくれるのは当たり前」のような感覚です。本来なら感謝すべきことなのですが、あまりにも日常に密着し過ぎると、改めてお礼や感想を述べなくなるものかもしれません。

・オトコとは忘れん坊な生き物である!?

筆者が思うに、カメ子さんの彼氏に限らず、忘れっぽい男性って多いように見受けられます。カップルが、記念日を忘れた云々でケンカになるって話を聞きますよね。細かいことまで覚えているのは、たいてい女性側です。

女性には、次の排卵日や生理開始日を測るべく、前回の生理日を記録しておく習慣があります。その影響で、過去の出来事が頭の中に残りやすいのかもしれません。それに対して男性には月経がないので、過去の出来事に対する意識が、女性ほど高くはないのでしょう。

カメ子さんの彼氏に、悪気は一切ないと思われます。あなたからの出張土産は美味しく頂いていることでしょう。悪気がないとはいえ、感想がないことがどうしても不服なら、出張土産制度は廃止しても良いのでは? もしくは、「こないだの○○、どうだった?」など、こっちから聞いちゃいましょう!

恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter / ブログ
イラスト:Rocketnews24.

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