今回のご相談は、26歳女性から寄せられた、「名字」に関するお悩みです。皆さんは、ご自身の苗字を気に入っていますか? もしくは気に入らないですか? 筆者の場合、“菊池” 姓は割と多い名字なので、気に入っているとか気に入らないなどの感覚はなく、「普通」としか答えようがないのですが、自分の名字にこだわりを持つ人も存在するようです。
・26歳女性からのご相談内容(桃尻娘さん)
「結婚を前提に付き合っている彼氏がいます。超ラブラブです。しかし、ひとつだけ問題があります。彼の名字です。こんなこと言っちゃ、彼のお家に申し訳ないのですが、彼の名字がダサいのです。それに対して私はカッコイイ系の名字なので、自分でもすごく気に入っています。彼と結婚はしたいけど、彼の名字になるのは嫌です。好きな人の苗字になるのは子どもの頃からの夢でしたが、彼の名字は嫌なんです……」
・結婚前提の彼氏がいるだけでも幸せと思うべし!
「結婚を前提に付き合っている彼氏がいます」、この言葉を言いたくても言えない婦女子が、この世にはごまんと存在するのですぞ! かくいう筆者もその1人ですが……。結婚前提の彼氏がいる時点で、桃尻娘さんは超が付くほどの勝ち組です! そう思うと、彼氏の名字なんぞどうでもいいじゃないですか! 「どんな名字のオトコでもいいから、兎にも角にも結婚相手をくれ!」と渇望している婦女子たちから石を投げられちゃいますぞ!
それにしても気になるのは、「ダサい」という彼氏の名字。そして、「カッコイイ系」という桃尻娘さんの名字も気になります。ご相談メールには、どちらの名字も記載されていなかったんですよね。まぁ、筆者個人の価値観で、「確かにダサい名字ですね」とか、「あなたが思っているほど、あなたの名字はカッコ良くないですよ」とか言ったら大炎上してしまいますので、その辺に関しては華麗にスルーしますね。
・自分の名前で商売すべし!
筆者が思うに、結婚して名字が変わった後も、「下の名前で呼ばれることの方が多い自分」になれば良いかと……。「菊池さんの奥さん」とか、お子さんが生まれた後は「○○君(女の子の場合は○○ちゃん)のお母さん」とか、結婚後は名前を呼ばれることが少なくなるイメージは、確かに強いです。ですが、結婚後も下の名前で呼ばれ続けている女性も存在します。
下の名前で呼ばれるには、下の名前で商売するのが手っ取り早いですよ。「ヨガインストラクターYuki」とか、「アロマテラピストSaori」とか。結婚後は家庭に入り専業主婦になる予定だとしても、個性的な自分であり続けることで、下の名前を浸透させることは可能なはず。そうなれば、名字を呼ばれる機会も少なくなるでしょうから、大して気にならなくなりますよ。
・気に入らない部分がたまたま「名字」だっただけのこと
配偶者に対してパーフェクトを求めるのは無理です。気に入らない部分があるのは当然のこと。「高収入だけど足が臭い」とか、「イケメンだけど夜のお手並みがイマイチ」とか……。桃尻娘さんの場合は、「足が臭い」とか「夜のお手並みがイマイチ」に該当する部分が、たまたま「名字」だったのでしょう。
逆から考えましょう。「高収入だけど足が臭い」ではなく、「足が臭いけど高収入」と置き換えれば、だいぶ見方が変わってきます。「夜のお手並みがイマイチだけどイケメン」と同じように、「名字はダサいけど○○」という風に考えてくださいね。
「○○」の部分は、桃尻娘さんが自分で考えてください。高収入とかイケメンでなくても、「自分にとってものすごく好きな人!」でも良いと思いますよ。「名字はダサいけど、自分にとってものすごく好きな人」ってことで!
恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter / ブログ
イラスト:Rocketnews24.
※ ご相談お待ちしています
このコーナーでは皆様からの質問をお待ちしています。恋愛コラムニストの菊池美佳子先生に、恋愛について質問したいという方は、お問い合わせより、「恋愛相談」と明記のうえ送信してください。相談内容はできるだけ具体的にお願いします。なお質問については、編集部で検討したうえで採用させて頂きます。あらかじめご了承ください。