世界屈指の大都会であり、日本の政治、経済、文化の中心地である東京都。満員電車や行列は当たり前の街だが、疲れている時は人ごみが最強のストレスになってしまう。東京に来たけど「人の多さ」に息が詰まり、何もしてないのに体調が悪くなるという人も多いようだ。

今回は、そんな人ごみに嫌気がさした筆者が、金曜の午後から行ける「東京で最強に静かな場所」を探してきたので報告したい。12時に品川を出発した筆者が、夕方には誰もいない砂漠に立っていたのだ。そこは、とても東京都は思えない「地の果て」のような場所であった。

・竹芝客船ターミナルへ

東京の地図を広げて、どこに行くか悩んだ結果、筆者が向かったのは「竹芝客船ターミナル」。どうやら13時10分から大島へ向かう船が出るようだ。ジェット船に乗って約2時間で到着できる伊豆大島には、日本で唯一の『砂漠』があるらしい……ここなら誰もいないだろうし行ってみよう。

・原付バイクで砂漠へ

15時に伊豆大島に到着後、出発前に電話予約した「50㏄のレンタルバイク」のお店へ。店員のおばちゃんが、「夕方は冷えるからこれを着ていきなさい」と青色のカッパを用意してくれた。真っ赤なヘルメットもかぶって出発……鏡に映る筆者は「ボンバーマン」のようだが、人がいない場所に行くなら問題ないだろう。

・裏砂漠

「大島一周道路」をひたすら進んでいくと、40分ほどで目的地の『裏砂漠』の入口に到着した。この時点で周りに人の気配は一切ないが、原付バイクで走行可能な道を見つけたので そのまま突入。安定しない砂の道を一気に駆け抜けると、一面 真っ黒な砂の世界が広がっていたのだ。

三原山の東側にあるこの一帯は、度重なる噴火による火山灰が積み重なってできた、国土地理院作製の地図において日本で唯一「砂漠」と表記されている場所だという。この地に立つと「世界の終わり感」がハンパじゃなく、吹き抜ける風を感じながら速攻で「誰かに会いたい」と思ってしまった。

・まるで地球ではないみたい

ここ裏砂漠は、観光ガイドブックなどでは「まるで日本とは思えないというより、地球とは思えない、どこか違う惑星に降り立ったような感覚に陥る」と表現されている。人ごみに疲れたら、砂漠の真ん中で地球を感じるのもいいかもしれない。

伊豆大島は、裏砂漠の他にも、ダイビングや三原山のハイキングなども楽しめて人気があり、満点の星空を眺めることもできるぞ。東京から日帰りも可能なので、機会があったら出かけてみてはいかがだろうか。筆者も次回は、ゆっくりと島を満喫したいと思ったのである。

参考リンク:伊豆大島観光協会
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼竹芝客船ターミナル

▼高速ジェット船

▼大島に到着

▼原付バイクとカッパをレンタル

▼裏砂漠入口を発見して突入するボンバーマン


▼裏砂漠へ



▼裏砂漠に到着

▼マジで人恋しくなった