世界には本当に色々なネコがいる。巨体ニャンコから泣き顔ニャンコお顔が2色に分かれているネコ宇宙ネコ……などなどなど。もうここでは紹介しきれないほど、実に個性的なニャンコが地球上にはたくさん存在しているのだ!

でも、み〜んな無敵で素敵だから、どのニャンコだって比べられないくらい素晴らしいよね。もちろん今回登場する車椅子ニャンコのクラーク・ケント君だってそうだ! そのつぶらな瞳で見つめられれば……嗚呼!! キュン死すること確実。はわわ~、もう凄腕のハート泥棒だよ!

・下半身不随の状態で施設に運び込まれたクラーク君

グレーの毛皮に真っ赤な車椅子がお似合いのオスニャンコ、クラーク・ケント君。まだ生後4週間でアメリカの動物保護団体「トランシルヴァニア・アニマル・アライアンス・グループ(以下、TAAG)」にやって来たときから、下半身は麻痺しており、後ろ足が動かせない状態だったのだとか。

けれども里親さんが車椅子を用意してくれるので、クラーク君はどこにだってスーイスイ! 後ろ足が動かない以外は健康体で、車輪をグルグルさせて駆け回る超元気っ子なんだそうだ。

ただし、他のネコよりも、少し特別なケアも必要だったり、もっと大きくなったら後ろ足を切断する手術が必要になるかもしれないという。

・スーパーマンと同じ名前だ!

でもそれらの条件が、彼の素晴らしさが変えることは全くない! どこかに上ったり、用を足すのは苦手だけど、他のことは何でもできる。そう、だから彼の名前はスーパーマンと同じ、クラーク・ケントと名付けられたのだ!! 赤と青のベストはクラーク君にとってもお似合いだし、車椅子にもスーパーマンのロゴがついているそうだ。カッコイイね!

・クラーク君には幸せいっぱいに猫生を送ってほしい!

残念ながら、クラーク君のように特別なケアが必要な動物は、健康な動物よりも早く死んでしまう確率が高いという。だからこそ、TAAG のスタッフはクラーク君には幸せいっぱいに生を謳歌してほしいと願っていると話す。

もちろん保護施設に別れはつきもの。けれども助けを必要としている動物はまだまだたくさんいるので、悲しんで立ち止まることはないとスタッフは述べているのだった。

団体の Facebook によると、2015年10月現在、まだクラーク君に新しい飼い主さんは現れていないようだ。

日本に住む人がアメリカの子ネコの里親になることは難しいかもしれない。けれども、クラーク君みたいに素晴らしいニャンコは日本のシェルターにもたくさん暮らしているぞ! クラーク君に心動かされた人は、一度お近くのシェルターをのぞいてみてはいかがだろうか? きっとルパン3世並みの凄腕ハート泥棒が待っているはずだから。

参照元:FacebookImgurLIFE WITH CATS(英語)
執筆:小千谷サチ

▼オムツ姿が素敵だね!

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▼もう、本当にハート泥棒だよ

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▼赤と青がお似合い!

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▼神父さんから恩恵も受けたよ

▼靴に突っ伏してお眠り?