以前の記事で、ちょっと変わった二郎インスパイア系のお店を紹介した。そのお店、立川マシマシはなんと麺を豆腐に変更できるサービスを提供している。麺を食いきる自信がない人にとっては、大変有難いことではないだろうか。
こんなサービスを提供するインスパイア系はほかにない。いわばインスパイア系の異端児といっても良いだろう。そんな立川マシマシがさらなる挑戦を開始した。ラーメン屋なのに、これまたほかにないライスメニューを登場させたのだ。その名もマシライス! 実際に食べてみたところ、ナニコレ旨いッ!!
・マシマシブランド
私が訪ねたのは、2015年8月にオープンした東京・神田の新店舗である。お店の歴史はまだ浅いうえに、やや目立たない場所にお店があるのだが、昼時は客足が途絶えることがない。マシマシブランドはラーメンファンの間で定着しつつあるようだ。
・禁断の新メニュー
ラーメンファンに支えられているのにもかかわらず、新メニューはご飯モノ。麺じゃなくてよかったのか? ズルズルとすすりたい欲求に応えなくてよかったのか? 心配になるのだが、お店の公式Twitterはこの新メニュー、マシライスを「禁断の新商品」と紹介しているのである。これは相当自信があるに違いない。
・食べるなら豚マシで
マシライスはそのまま頼むと750円。これに豚マシをしたりウズラをトッピングしたりして、自分流にアレンジするようなのだが、勝手のわからない私は大盛りモヤシを追加するにとどまった。覚えておいて欲しい、もしもマシライスを食べるなら、絶対豚マシにした方がいい。その方がより満足感を得られるはずだから。ご飯の量も選ぶことができるぞ。
・白ご飯を食べずにはいられない!
さて、実際に食べてみると……。ウマい! 一見、カレーや麻婆丼のように見えるのだが、これはありそうでなかった、まったく新しい料理である。強いていえば、以前紹介した「ひき肉少年」に近いかもしれない。一口食べると、ひき肉の旨みと辛味、そして酸味が味覚を大いに刺激して、白ご飯を食わずにはいられなくなる!
・胃袋を刺激するのが上手い
そしてニンニクやショウガなどの香味もしっかりと効いていて、食えば食うほど食いたくなる、まさに禁断の料理。食の泥沼にハマっていきそうになる。これマジでうめぇえ! それにしても、同店は胃袋を刺激するのが上手い。インスパイア系は数々あるが、独創性では同店が頭一歩抜けている感じがする。ラーメン好きはもちろん、そうでない人も一度試して欲しい。「禁断」といわれる理由がわかるはずだ。
・今回紹介した店舗の情報
店名 立川マシマシ 神田駅前店
住所 東京都千代田区内神田3-8-10
営業時間 11:00~15:00、17:30~22:30
定休日 日・祝日
参照元:Twitter @TachikawaMashi2
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼立川マシマシ神田駅前店。意外と場所がわかりにくい。この看板のある細道を入ると……
▼あった!
▼券売機で食券を購入
▼ちなみにこのお店でも、麺を豆腐に変更することが可能だ
▼オーダーはもちろん、マシライス
▼これがマシライス。別途トッピングも注文可能。豚マシにしておけば良かったとあとで後悔……
▼大盛りモヤシを頼んだけど、モヤシを食べるとパンチのある「マシライス」の味が薄まってしまった……
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