この発想はなかった! 驚愕の方法で自らの電子書籍を宣伝する87歳のおじいちゃん作家がスゴイ!!(その2)
『少子化打破』表紙

めっちゃキレイ。整っている。一体全体、あの手描きチラシは何だったんだ……と思うほどに、ちゃんとしている。電子書籍なのに「帯」まで付いている始末だ。

もしかしてナカキン、本当はデザインの猛者なのに、あえてインパクト重視で「マジック&手書き」という “手作り感満載” の手法を使ったのでは……と推理してみると、諸葛孔明レベルの「かなりの策士なのでは?」とまで思ってしまう。やるな、ナカキン!

・実際に買ってみた!

ともあれ、迷うことなく250円でポチっと購入。送信先をKindleにして、いざ「少子化問題が叫ばれる中で、 現代を築き上げた80代の著者が、現代の日本社会についてもの申す! 電子書籍として自信の考えを綴り、満を持して出版!」と、内容紹介の時点で誤字っているような気もする『少子化打破』の世界へ……行ってみた!

『少子化打破』購入

……が、あっという間に読み終えた〜!! よくよく電子書籍の情報を確認すると、全24ページだったのでサクッと読み終えるのは当然といえば当然なのだが、まるでジェットコースターのようにナカキン節が炸裂しまくり、「ハッ」と思ったら終わっている……というような感じである。

『少子化打破』

ちなみに、どんな内容なのかは実際に購入して確認してほしいのだが、あえて印象に残ったことだけをAmazonレビュー風に書いてみると……

「前立腺から痔の話になり、和田アキ子の『あの鐘を鳴らすのはあなた』の性的解釈までをもジェットコースターのようなスピードで一気に綴るという狂気の傑作」

──といった感じである。おそらく、“もはや精力剤” とも言われている、『眠眠打破』の強烈版激強打破』を飲みながら『少子化打破』を書いたのでは? と私は勝手に予想している。とにかく精力絶大の内容だ。

また、開始早々 “下高井戸” の地名が出てきたあたり、おそらくナカキンは私のご近所で、やっぱり自らの足で配ったんだなぁ……と思ったりした。ナカキンすごい。本当にスゴイ。こんな精力的なおじいちゃんに、私もなりたい。

・ナカキン直配布なら価格も妥当か

ボリューム的に250円という価格はチト高い気もするが、“87歳のナカキンが自らポスティングしている” という事実を考慮すると、妥当な値段なのではないかとも思う。なお、ナカキンはチラシ配布だけではなく、ポスティング中に「すれ違う人に声をかけて宣伝する」という、ダイレクトすぎる宣伝も行っていることが判明した。

電子書籍しかり、LINEのスタンプしかり、デジタルな商品は山ほどある。それらをPRするには「ネットしかない」と思い込んでいた私にとって、ナカキン式は「その手があったか!」なのであった。発想が柔軟でないと思いつかない。事実こうして私がナカキンの事を書いているということは、宣伝として成功しているということなのだから。

参考リンク:Amazon『少子化打破
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼すべてはここから始まった

▼見れば見るほど美しいナカキンデザイン
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▼デザイナーとしてもリスペクトできる存在だ
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▼ものをパクるということをしたことは一切ありません

▼ハゲアタック、もう少しお待ちくださいm(_ _)m