以前の記事で、東京・新宿の「立ち喰い焼肉治郎丸」についてお伝えした。このお店、肉を1枚からオーダーできるため、いろいろな部位を少しずつ食べたい人には打ってつけ。開店から約1年を経て、いまだに行列の絶えない人気店となっている。
治郎丸に代表される立ち食い焼肉のお店は増えつつあり、進化系焼肉として浸透しつつあるようだが、さらなる進化を感じさせるお店を大阪・鶴橋で発見した! そのお店「浅間農場 勝手に焼肉 鶴橋店」は、精肉店直営のセルフ焼肉のお店。ショーケースに並んだ肉をその場で焼いて食べることができる!
しかも猛烈に安い!! 2人で肉をそこそこ食べてビールまで飲んで2000円を切ったーーッ!
・一見ただの肉屋
お店はJR鶴橋駅から徒歩3分。さまざまな食料品店が軒を連ねるアーケードの中ほどにある。一見するとただの肉屋さんのように見える。ショーケースにはパックに入った肉がいろいろと並べられており、一般的な精肉店と変わらないように見えるのだが……。
・他のお店の食べ物を持ち込んで焼いてもOK!
実は店の隣が、焼肉スペースになっており、ここで購入した肉を焼いて食べることができるのだ! さらにスゴイのは魚屋や惣菜屋で購入した商品を持ち込むことも可能! ただし魚介類などを焼く場合には、鉄板代として800円かかる。焼かないモノなら鉄板代を払わなくてもOKだ!!
・コスパ良すぎだろッ!
有難いことに、販売している肉が結構安い。ただでさえ安い肉が、モノによっては半額! 私(佐藤)は同行したなかの氏と2人で、和牛特上ハネシタ(792円が半額)、牛タン(500円)、牛並ハラミ(497円が半額)、国産牛特選レバー(100円)。以上4パックに中瓶ビール500円を注文した。会計は1845円! マジかよ、それなりに肉を食ってビール飲んで2人で2000円切るとは。さすが精肉店直営。
・いい部位を教えてくれる
我々は近所で巻きずしを買ってきて、焼肉と寿司を楽しむことができた。ちなみにレバーは塊で販売していたのだが、お願いすればその場でカットしてくれるので問題ない。お店の人に「何かいいの入ってますか?」と尋ねれば、おすすめの部位を教えてくれるので、気軽に尋ねると良いだろう。
・焼肉のサードウェーブ
それにしても優れた仕組みだ。安くて新鮮な肉を楽しむのに、最高のシステムではないだろうか。焼肉のサードウェーブと言っても過言ではない! 焼肉のさらなる進化を予感させる、そんなお店である。
・今回訪問したお店の情報
店名 浅間農場 勝手に焼肉 鶴橋店
住所 大阪府大阪市東成区東小橋3-19-22
営業時間 11:00~21:00
定休日 水曜日
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼お店は大阪・鶴橋の商店街にある
▼お店の半分は普通の精肉店
▼半分に焼肉スペースが設けられている
▼他のお店から食材を持ち込んでもOK。焼き物は800円の鉄板代がかかる
▼飲み物も充実
▼食べたい肉を手に取って選べるのがイイ!
▼何を食べようか? めっちゃ迷う、全部ウマそう!
▼選んだのはコレ! 和牛特上ハネシタ
▼牛タン
▼並ハラミ
▼そして、その場で切ってもらったレバー 新鮮かつ100円
▼あとは焼いて食うだけ!
▼マジでウマい。染み入るウマさやん
▼ビールが進む、進みすぎる!
▼隣の魚屋の寿司を持ち込んでも問題ない。最高やん!