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2020年の東京五輪に向けて、これからますます外国人観光客が増えるに違いない。とくに観光スポットでは、英語だけでなく中国語や韓国語などの案内やメニューを用意して、着々と受け入れ態勢を整えているようである。

・トイレの注意書き

ただでさえ観光客が多い、東京・築地市場も例外ではない。私(佐藤)は、築地の市場内でもっともおいしい寿司屋を探索(前編後編)しているときに、トイレで驚くような注意書きを発見した。外国人向けに書かれた和式トイレの使用方法なのだが、「間違った使い方」を指摘する図解のインパクトがハンパなかった。たしかに不慣れだとは思うのだが……。

・和式トイレに戸惑う?

そこにはこうある。「HOW TO USE A TOILET」、つまりトイレの使い方である。外国人にとって、もしかしたら和式便器はカルチャーショックを受ける材料のひとつかもしれない。国によるとは思うのだが、洋式便器が一般的な国の人は戸惑う可能性も十分に考えられる。

・文化が違っても……

とはいえ、それほど難しく考える必要はないように思う。少なくとも、便器の水たまりにむけて大なり小なりを放つことに変わりないわけだ。文化や言語が違っても、それくらいの想像はつくと思うのだが……。

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・金隠しに乗る!?

注意書きを見ると、そこには間違った使用方法として、和式便器の金隠し(便器前方にある円形部分)に座ってしまう図解が記されている。……これはないだろ……。大をしようと思っても出ないじゃないか。まさかとは思うのだが、この説明が必要ということは、金隠しに座ってしまうケースが後を絶たないのか!?

・拾得物掲示板もチェック

ということはつまり、金隠しがイヤな汚れ方をしていることがあるということなのか!? 逆に難易度高いだろッ! 仮に金隠しが汚れなかったとしても、踏ん張りにくいと思うのだが……。

ちなみに築地市場の入り口にある拾得物掲示板には、築地らしい落し物報告が記載されているらしい。築地に出かける機会があったら、トイレと掲示板を合わせてチェックしてみよう。

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼これは × だ。出るものも出なくなりそうだから ×
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