究極のプライベート空間であるトイレ。私(中澤)は、トイレでひと息ついた時、ふと思うことがある。それは「この用の足し方って正しいのだろうか?」ということ。

現在、Twitterユーザー(@PondSwamp_JPさん)が投稿した “トイレにあったとある貼り紙” が話題だ。その貼り紙にはこう書かれている。「最近、トイレ内において信じられない用の足し方をする方がいます。清掃時に大変困っています。また、次に使う人のことを考え用を足すようお願い致します」と。

信じられない用の足し方」とは? 気になったので考えてみることにした。

・基本自分オリジナルのスタイル

大体の人は、他人の個室でのふるまいを見たことがないはず。他人の個室は普通なら永遠に未踏の地である。したがって、自分のやり方が絶対に正しいなんて断言できるわけがない。全員がそれぞれの山を登っているのが、トイレの使い方なのだ。

そのためか、「信じられない用の足し方」というワードに、現在ネット民たちの妄想の翼は広がる一方となっている。私がついつい考えてしまった「信じられない用の足し方」は以下の5つ。

・信じられない用の足し方その1「ウンコ座り」

洋式トイレの便座の上に、ウンコ座りして用を足すこのスタイル。命中難易度だけが上がるので、図解入りで禁止されていることもある。だが、代表的な禁じ手として知られているため、「信じられない」とまでは行かないかもしれない。

・信じられない用の足し方その2「外から」

個室の外から放り込むこのスタイル。ゲーム性がズバ抜けて高いのが特徴だ。なんなら対戦も可能かもしれない。しかし、迷惑になるので絶対にやらないように。

・信じられない用の足し方その3「ハンドスタンド」

英語にしてみたらお洒落かなと思って。要は便座の上に逆立ちするわけだが、一瞬でも手の力を緩めれば頭は便器にドボン! そんなスリリングさを味わいたい人でも絶対に真似しないでくれ。

・信じられない用の足し方その4「ヴィクトリー」

客観的な見え方に気を使ったのがこのスタイル。どれだけ美しい「V」の字を描けるかが勝負である。何と戦っているのかは不明だ

・信じられない用の足し方その5「空中」

誰しもが「空を自由に飛んでみたい」と思ったことがあるはずだ。そんな子供の頃の憧れを具現化したのがこのスタイル。個室の壁に手足を突っ張ることにより、便器上空に体を浮かせ、そこから用を足す方法だ。ただし、自分の体重を支えるのにめちゃくちゃ体力を使うので1回用を足しただけで力尽きる

──以上、うっかりやってしまっている人はいないだろうか。もし、上記のスタイルで用を足している方がいれば気をつけよう。多分、清掃の人が困っているぞ。

参考リンク:Twitter @PondSwamp_JP
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.