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東京から車で3時間ほどとドライブに最適で、避暑地としても人気の栃木県は那須。温泉や豊かな自然を活かしたレジャー施設が有名だが、調べてみると楽しそうな体験教室も多い。その中でも気になったのが、「手作りハーブせっけん教室」だ。

ハーブなんていかにも那須っぽいじゃないか。使用するのは、広大な敷地で栽培した自前のハーブらしいし、人生でせっけんを作ったこともない……。よし、やってみよう! というわけで、那須高原でハーブせっけんを作ってきたのでご紹介したい。

・「那須ハーブス」で体験できる

手作りハーブせっけんを体験できるのは、「那須高原ハーブス」だ。ハーブ関連の食品やお茶、化粧品などを販売しているお店で、商品に使用されているハーブは、2400坪もの広大な敷地を使い自前で栽培しているという、超こだわりオーガニックハーブ店である。

車では東北自動車道那須インターチェンジを降り、県道17号線を那須湯本方面へ進もう。那須サファリパークの入口が見えたら左折し、そのままサファリパークを通過。600mほど進むと左手に見えてくるのが、「那須高原ハーブス」だ。

・ナチュラルな雰囲気の中でせっけん作り

お店はいかにもナチュラルな雰囲気。店内にはハーブのいい香りが漂っており、それが全然きつくない。受付を済ませ、さっそくハーブせっけん作り開始。ちなみに、少人数であれば予約は不要なので、当日いきなり行ってもOKだ。

まずはベースとなるせっけんの下準備。ヤシの実由来のせっけんで、白い粒上のもの。これを棒の先端でグリグリと潰して粉状にしていく。潰しが荒いと後で白い粒が残ってしまうので、丁寧に潰そう。潰し終えたら、いよいよハーブの配合である。

・所要時間は約30分。簡単に出来る

配合するのは『ローズゼラニウム』をベースに、自分でペパーミント・オレンジ・ラベンダーをブレンドしたもの。それぞれ、美肌・保湿・リラックス効果などがあるから、お好みで配分するといい。ブレンドしたハーブ液に色をつけたら、せっけんと合わせていく。

粉状のせっけんとハーブ液を混ぜ、手でもみながら粘土のようになるまで馴染ませる。粉っぽさがなくなったら、あとは形を整えていくだけ。最後にハーブで飾りつけをしたら、手作りハーブせっけんの完成である! 所要時間は約30分、あっという間に終わった印象だ。

・自分で作ったせっけんは格別!

せっけんは5日間ほど乾かすと、水分が抜けて日持ちする “石けん” になるという。家に持ち帰り、せっけんを乾かすこと5日。さっそく使ってみると、まあ気持ちいい! きゅっと肌が締まり、ハーブがほのかに香る。やっぱり自分で作るとせっけんも格別ッ!! 正直、誰にも使わせたくないぜ……!

手作りハーブせっけん教室は、1人1300円。大きさにもよるが2個~3個のせっけんが持ち帰れる。ナチュラルなハーブ香る空間での作業は、それだけで癒し効果も抜群であった。簡単にできるから、那須に立ち寄った際はぜひ試してほしい。

参考リンク:那須高原ハーブス
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼店内はオーガニックな雰囲気で、いいハーブの香り。
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▼ハーブ液を抽出する機械。
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▼せっけん作り開始。ヤシの実由来の粒石けん使用する。
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▼棒の先端でグリグリ潰していく。
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▼これくらいまで細かくなればOK。
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▼次にハーブを配合していく。このローズゼラニウムがベースだ。
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▼そこへ好みのハーブをブレンドする。
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▼ブレンドしたハーブ液に好みの色を付けよう。
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▼ラベンダーを多めに配合したので、色は紫にした。
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▼粉になったせっけんと合わせる。
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▼もんで馴染ませる。
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▼袋から取り出し、粘土のように形を整えていく。
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▼ハーブで飾り付けをして完成だ!
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▼こちらは同行者の作品。星形とはなかなかやる。
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▼ね、なんか超オシャレでしょ!
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▼せっけんを作り終えたら、ハーブティーを出してくれた。
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▼手作りせっけんを体験できる「那須高原ハーブス」だ。楽しかった!
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