2014-06-12_154511
運転中の携帯電話、スマートフォンの操作は危険。これは誰でも知っていることだ。だが私たちは、知識としては知っていても、その危険性を本当に自覚しているのだろうか?

それを問いかけるような動画「Volkswagen – Eyes on the road」が話題となっている。ほんの、ほんの一瞬の不注意、いや不注意とも認識できないほどわずかな時間でも、ながら運転は事故を起こしてしまうのだ。

・映画館で流された映像

動画に写し出されているのは香港の映画館だ。お客さんが席に座ると、館内が暗くなり、本編の前の広告が始まる。今日の広告はクルマのCMらしい。映像は、運転席からの視点になっており、まるで自分がドライブしているかのようである。

・メールを見た瞬間……!

と、そのとき! 映画館にいたスタッフが何かを操作した。すると、館内のお客さんのケータイに一斉にメールが届き始めたぞ。「ん? 何のメール?」と、思い思いにケータイを開いた瞬間……グァシャァァアァァァアン!!!!!!! ……事故った!

そう、このCMのドライバーは映画館にいる一人ひとりだったのだ。たった一瞬、メールが来たとケータイをチラ見したばかりに、事故が起こってしまったのである。

・フォルクスワーゲンによるシンプルで強烈なメッセージ

この取り組みを行ったのは自動車メーカー「フォルクスワーゲン」だ。若者にスマホを見ながらの運転が、いかに危険かを伝えるために制作されたとのことである。

シンプルで強烈なメッセージは、人々の心に響き、公開から1週間で1300万回以上も再生されている。「これは必見だ」「世界中すべてのドライバーが見るべき」と、強く支持をする声もあがっている。

・一瞬の不注意が事故の原因になる

運転中の今そのとき、メールを見なくたって大抵の場合は「運転中で確認が遅れました! すみません!!」で済むはず。しかし、メールを開いたことで、あなたを含め誰かの命が失われることだってあるのだ。運転中のスマホはダメ、絶対! 改めてよく心に留めておきたい。

参照元: YouTube
執筆:沢井メグ