日本では屋外で立ち小便をすることは、基本的に軽犯罪法違反になる。少なくともトイレでない場所で立ち小便をすることは、多くの人に迷惑をかける可能性があるので、してはならないことだ。
日本だけではない。インドでも立ち小便の問題が昔からあり、注意書きをしても罰則を与えてもなくならないそうだ。そこで、街の美化を推進する活動を行っている団体が、実力行使にでた。もしも立ち小便をしているところを彼らに発見されると、猛烈な放水を食らう羽目になる。そのやり方が容赦なくてビビった。
・環境美化を促進する団体の活動
この活動を行っているのは、立ち小便の根絶を訴える環境美化団体「クリーンインディア」である。彼らは放水車で街をパトロールし、立ち小便の現場を発見すると、有無を言わさず実力行使に乗り出す。
・目には目を、放尿には放水を
やることは非常に単純だ。「目には目を」で、立ち小便をしている人物に放水するのである。男ならわかると思うが、男は放尿している瞬間がもっとも無防備である。身近に起きた小さなハプニングにも、まったく対応できなくなる。そこを目がけて放水などされたら、逃げることも水を避けることもできなくなtってしまうのだ。「やめてやめて……」状態である。まあ、その弱り切った様子を見ている方は結構面白いかもしれないのだが。
・モグリの放尿犯への懸念
団体の目的はただひとつ、立ち小便の根絶。したがって行動原理もシンプルで「You Stop , We Stop」(立ち小便を止めれば、放水を止める)としている。これでいくぶん抑制されるとは思うが、物陰に隠れて放尿する、モグリの放尿犯が増えないか心配だ。効果を上げることに期待したい。
参照元: YouTube、ODDITYCENTRAL(英語)
執筆: 佐藤英典