kawamata

サッカーに詳しい人は知っているが、日本フル代表しか見ていない人にはイマイチ知られていない注目のストライカーがいる。彼の名は「川又堅碁」、昨季のJリーグで得点ランキング2位に入り、ベストイレブンにも選出された選手だ。

現時点では、柿谷曜一朗選手や大迫勇也選手が代表 FW のレギュラー候補だが、川又選手が割って入ることは間違いない。そこで今回は、彼のことを動画「Kengo Kawamata || 川又堅碁 プレー集 || 2013 || Skills and Goals」と共にご紹介するぞ。

・川又選手とは

1989年10月14日生まれの24歳。183センチ75キロとガッシリした体躯で、相手に競り負けない強さを持っている。J1・アルビレックス新潟のエースストライカーであり、チームに欠かせない存在だ。

・プレースタイル

利き足は左だが、右足でも強烈なシュートを放つことができる。また、高い打点のヘディングも得意としており、万能型のフォワードだ。ゴールに対して貪欲で、プレーからゴールに対しての執着心が感じ取れる選手でもある。

・伸び悩んだ才能

2006年に高校生ながらプロデビューした才能があったが、そこからは苦悩のサッカー人生。ブラジル2部へのレンタル移籍を経験し、プロ初ゴールは2011年のナビスコカップ準々決勝の名古屋戦までなかったほどだ。

・移籍で覚醒

しかし、2012年シーズンにレンタル移籍したJ2・ファジアーノ岡山で才能は一気に開花。得点ランキング2位となる18得点を決めてブレークすると、昨季復帰した新潟でも、リーグ戦32試合で23ゴールと結果を残した。

岡山での活躍がフロックでないことは昨季の活躍、そして動画を見ていただければ一目瞭然だ。まだ24歳と若く、伸びしろがあるだけにこれからどこまで成長するのか楽しみな選手である。

ちなみに自分の性格を一言で表現すると「肉食系男子」と回答している川又選手。W杯まで半年を切っているが、ザッケローニ監督が試す時は必ず来る。3月5日に行なわれるニュージーランドとの親善試合で招集されるとしたら要注目だ!

参照元:YouTubeアルビレックス新潟オフィシャルサイト
執筆:原田たかし