germanyqbk

心の準備ができていないと、人はすぐに対応できないものである。それはサッカーに例えてもそう。どんなボールにでも対応できるようにしていなければ、きれいにシュート打ち、ゴールを奪うことはできない。

そんな中、ドイツでそのことを象徴するかのようなありえないシュートが生まれたのでご報告したい。何だか他人事とは思えないシーンは、動画「Oh Dear! Incredible Open-Goal Miss from 4 Metres」で確認できるぞ!

・ドイツ2部

問題のシュートが誕生したのは、2015年3月21日に行われたドイツ・ブンデスリーガ2部のフォルトゥーナ・デュッセルドルフ(赤) vs ダルムシュタット(青)の試合。動画を再生すると、ダルムシュタットの決定的なシーンが確認できる。

・無人のゴールのはずが得点できず

前半25分、ダルムシュタットは右サイドから崩し、決定的なチャンスを迎えた。グラウンダーのクロスが、中央に走り込んだドミニク選手のもとへ渡り、あとは無人のゴールへ流し込むだけ……そう誰もが思ったことだろう。

だがしかし! な、なんとドミニク選手は、ゴールマウス外へシュート! わずか4メートルほどの距離しかないにもかかわらず、枠を外してしまうのである!! 一体、何が……。想定していたよりも急にボールが来たのだろうか。

・思い出されるQBK

しかし、どんな理由であれプロならば、確実に決めなければいけなかった。このプレーの影響か、ドミニク選手は後半10分にベンチへ下げられ、試合も2−0でダルムシュタットが敗れている。

ちなみに同じようなシーンとして、昨季限りで引退した柳沢敦選手が、ドイツW杯のクロアチア戦で見せたプレーがある。崩し方も似ており、まるでリプレイを見ているかのよう。「急にボールが来たので」の発言が略された「QBK」を思い出してしまう。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼これは決めないといけない

▼似てる……