2016年6月23日、浦和レッズは所属の興梠慎三選手がリオデジャネイロ五輪に臨むU−23日本代表のオーバーエイジ枠に内定したことを発表した。すでに内定していた藤春選手(ガンバ大阪)、塩谷選手(サンフレッチェ広島)と合わせ、最大3人まで認められる枠をすべて使うことになった。

興梠選手といえば、サッカーファンであれば当然知っている選手だが、詳しくなければピンと来ないどころか、名字を読めない人もいることだろう。そこで今回は、興梠(こうろき)選手がどんなプレーをするのか動画と合わせてお伝えしたい。

・興梠選手とは

1986年7月31日生まれの29歳。ポジションはフォワード。2005年に鹿島アントラーズに入団すると、中心選手に成長し、A代表に選出されるまでになった。そして2013年から現所属の浦和レッズへ移籍。チームの主軸として活躍している。

・プレースタイル

そんな彼の特徴は、何でもできるということ。身長こそ175センチとプロの中では高くないものの、ストライカーに必要なものを兼ね備えており、自ら仕掛けることができる上、ポストプレーも得意としている。

言わば万能型のストライカー。的確なポジショニングでゴールの匂いを察知するため、相手の脅威となることができる選手だ。それは、『スカパー!Jリーグ公式チャンネル』が公開した動画でも確認できる。

・U23にフィットするのか

問題はU−23のチームにフィットするかということだが、彼は周りを生かすプレーもできるため、むしろチームに相乗効果をもたらすのではないかと思われる。そもそも、手倉森監督はそこまで見越した上での選考だろう。

・五輪日程

気になる五輪サッカーの日程は、8月4日にナイジェリア代表と、同7日にコロンビア代表、同10日にはスウェーデン代表と対戦する予定になっている。U−23の選手たちとオーバーエイジ枠の3選手がどのような融合を見せてくれるのか、今から楽しみだ。

参照元:Twitter @REDSOFFICIALYouTube
執筆:原田たかし

▼こちらが『 スカパー!Jリーグ公式チャンネル』が公開した動画

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