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福岡・博多といえば「博多ラーメン」の名店が数多く存在する。博多ラーメンは、豚骨スープとストレート麺が特徴である。それがさらに進化した料理があることをご存じだろうか?

・「焼きラーメン」は焼きそば・混ぜそばではない

その料理とは「焼きラーメン」だ。おそらく多くの人が、ラーメンの麺を焼きそば、もしくは混ぜそば風に仕上げたものだとイメージするかもしれない。しかしそうではない、まったく別の麺料理だ。想像を凌駕する焼きラーメンについてお伝えしよう。

・1968年創業、焼きラーメン発祥の屋台

記者(私)が訪ねた店は、その焼きラーメン発祥の店といわれる「小金ちゃん」だ。ここは1968年創業の屋台。したがって、お店は道端にある。夜9時頃にお店のある天神西近くの交差点に足を運ぶと行列ができていた。

待っている間に、メニュー表とメモ紙を手渡された。そして「注文を書いてください」と言われ、自分で注文を書く。もちろん焼きラーメンをオーダー、それと餃子をお願いしてしばし待つことに。

・豚骨スープと特製ソース

屋台の中央には鉄板があり、そこで焼きラーメンが調理される。一度にまとめてオーダーを取り、一気に焼きラーメンを仕上げるのである。まずは肉や野菜を炒め、そこに茹でた細麺を投入。切るようにして麺を炒めると最後に豚骨スープと特製のソースを入れて完成だ。

・香ばしい豚骨のかおり

見た目はドロリとしたソース焼きそばのようだ。しかしその色は、ほんのりと豚骨スープの色をしている。実際に食べてみると、香ばしい豚骨のかおりに食欲を呼び起こされる。口に入れると細麺にソースがよく絡み、するすると胃袋に入っていく。見た目の濃さを裏切るような食べやすさに驚いた。

・飲んだあとの締めにぴったりだ!

焼きそば風の味を想像していたのだが、まったく違った。ソースの酸味が味を決める焼きそばに対して、焼きラーメンには甘さがある。そして細麺は極端に柔らかく、ソースと一体化しているのだ。麺を食うというよりも、ソースをすすっているような感じだろうか。しかも味は濃いめで、酒を飲んだあとの締めにぴったりである。

ちなみに、お店ではおでん用のからしを使用することをすすめている。これを加えると酸味が加わって、甘さと酸っぱさが織り成す味わいを楽しむことができる。途中までそのまま食べ、からしを加えて味の変化を楽しむと良いだろう。平日でも混み合っているので、多少時間に余裕を持って出かけることをおすすめする。

・店舗情報 小金ちゃん

住所: 福岡県福岡市中央区天神2 三井ビル裏親不孝通り入口
営業時間: 18:30~翌2:00
店休日: 木・日曜、雨天時

Report:ちょい津田さん(佐藤)
Photo:Rocketnews24

▼平日でも店前に行列
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▼オーダーは自分で書く
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▼これが焼きラーメンだ!
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▼博多特有のひとくち餃子
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