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首都圏で鉄道事故が多い路線といえば、JR中央線を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。しかし最近、立て続けに人身事故が起こっている路線がありネットユーザーの注目を浴びている。

その路線とは、京王電鉄が運行する「京王線」だ。京王線は、新宿から八王子や高尾山口、橋本間を結ぶ路線で、1日にのべ250万人以上(井の頭線はのぞく)が利用する。首都圏の住民の生活を支えている重要な交通機関のひとつである。

・多すぎる人身事故
京王線で人身事故が多発しているのは先週からだ。まずは2013年6月18日にめじろ台駅。21日には芦花公園駅。翌22日には千歳烏山~仙川駅間、そして26日には上北沢駅で人身事故が起きた。つまり10日足らずの間に4件もの事故が発生したことになる。

なかでも21日に起きた事故は、本人と思しき人物が Twitter で自殺予告をしたうえで飛び込んだとの見方もあり、ネットユーザーを騒然とさせた。続いてその翌日に再び事故が起きた頃から、Twitter で京王線について言及する人が増えているようだ。

・ネットユーザーの声
「京王線の最近の事故率は異常だ……」
「京王線は、そろそろ中央線を襲名した方が良いのではないか」
「一体、週に何人飛び込んでいるのか…」
「最近死相が出てるのは確か。中央線みたいに慰霊碑たててみます?」
「西から東へと続いてる京王線の人身事故、怖い」
「冗談抜きで俺たちの京王線、お祓いしてもらったほうがいい」

などと、ネット上では不安を感じる声が多く上がっている。

なぜ急に京王線での事故が増えたのか原因は定かではない。平成23年度の内閣府調べによると、6月は5月についで自殺者が多い月であることから、たまたま時期的に重なったのかもしれない。これ以上、死傷者が出るような事故が起きなければいいのだが……。

参照元:Twitter @keiodentetsu京王電鉄
執筆:黒井