3D映画の大ヒットなど、3Dテレビの市場でのニーズが高まっている。本年4月に他社に先駆け、3Dテレビ『3Dビエラ』を日本国内で導入したパナソニックは、新たな新商品を投入する。

パナソニックは2010年7月21日、都内 六本木・東京ミッドタウン ホールAにおいて、報道機関向けに『3Dビエラ』新モデルのプレスカンファレンスを開催した。会場にはスペシャルゲストとして、宣伝キャラクターである滝川クリステルさんが応援に駆け付けた。

パナソニックは世界で初めて、ブルーレイ3D対応のBDドライブとHDDを内蔵したオールインワンモデル『3Dビエラ』RT2Bシリーズ 2機種(46V/42V型)を8月27日より発売する。価格はオープンプライス。市場想定価格は、46V型が44万円前後、42V型が39万円前後。

本シリーズは最先端の映像圧縮規格MPEG-4 MVCにより制作されたブルーレイ3Dディスクの再生対応BDドライブを内蔵した一体型なので、これ1台で簡単にフルハイビジョン3Dを楽しむことができるわけだ。

さて、そんな同社は今年4月より『3Dビエラ』の宣伝キャラクターとして起用しているプロゴルファー石川遼選手に加え、フリーアナウンサーの滝川クリステルさんを『VIERA』の新しい宣伝キャラクターとして起用する。

パナソニックの企業カラーである艶やかなブルーのドレスでステージ上に登場した滝川クリステルさんは、「パナソニックのVIERAというブランドは、世界中で愛されているブランドでして、私も取材で行く所々にVIERAが見当たるわけですよね。そのVIERAの宣伝キャラクターに選んで頂いて、本当に嬉しく思っているんですけれども。本当に映像の転換点という場に立ち会えるということは、嬉しく思っています。石川遼君とともに、(一歩)先に行く明るい世界を二人で力を合わせて伝えて行ければなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします」と、宣伝キャラクターに抜擢された意気込みを語った。

カラーテレビ発売から50年を迎える今年は、2Dから3Dへの歴史的な転換期にもあたる。パナソニックは、新キャラクターの滝川クリステルさんとともに、『3Dビエラ』で3Dテレビ市場をけん引していく構えだ。

Photo by Rocket News24 Staff / 本誌記者撮影