デビュー戦からの無敗記録を歴代最多となる29に伸ばした、将棋の藤井聡太四段。突如出現したシンデレラボーイの快進撃に日本中が熱視線を送る一方で、「藤井四段グッズの転売問題」など、あまり喜べない事案も発生していることは以前の記事でお伝えした。

そしてもう一つ、当編集部においても「藤井四段フィーバー」が面倒な形で起きているのでお知らせしたい。というのも、かつて同じ島根県出身というだけで、テニスの錦織圭選手を「ケイ」と呼び捨てにしていた佐藤が、今度は藤井四段を「聡太(そうた)」と呼び捨てにしているのだ……。

・ケイ事件

まずは、佐藤の「ケイ事件」を振り返りたい。錦織選手と面識もなければ、テニス歴もゼロの佐藤。そんな彼がある日突然、錦織選手のことを「ケイ」と呼び捨てにしたときは耳を疑った。彼はツッコんで欲しい様子もなく、ごくごく自然に「ケイがさ~」と発していたのだ。

当然すぐに撤回を求めたが、彼は錦織選手と同じ島根県出身者である。同郷から誕生した世界的スーパースターがさぞ誇らしいのだろうと、私(P.K.サンジュン)は600歩くらい譲って佐藤の “ケイ発言” を自分に納得させた。だがしかし……。

今度は “そうた発言” である……。面識がないことは言うまでもなく、将棋について人並み程度の知識しかない彼が、27連勝くらいでようやく藤井四段の存在に気付いた彼が、同郷でも何でもない彼が「そうた」と呼び捨てにしているのだ。申し訳ないが、今回は私も一歩も引くつもりはない

・どのポジションにいるつもりなのか?

そもそも藤井四段のことを「そうた」と呼んでいいのは、ご両親やご親戚、学校の友達や先生方、はたまたプロ棋士などの面々に限られるハズだ。テレビや雑誌などでインタビューを見ても全員が「藤井四段」と呼び、「そうた」などと馴れ馴れしく呼ぶシーンは1度も見たことがない。

さらに言うならば、世の中的には「藤井四段」の方が圧倒的に知名度は高く、「そうた」だけだと「誰のこと?」となってしまうハズである。だが彼はそんなことお構いなしで自身のSNSに「聡太の豚キムチうどん」と投稿してしまうから恐ろしい。

聡太の豚キムチうどん

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もう1度言うが、彼はツッコみ待ちでもウケ狙いでも何でもなく「ナチュラルそうた」の使い手だ。これは推測になるが、彼は “人との距離感の取り方” が極端に下手なのではないだろうか? 多くは語れないが、彼の言動を見ているとそうとしか思えない。

・ワシが育てた感

余談ではあるが、彼はダウンタウン・松本人志さんのことを「松本さん」と呼ぶ。おそらく「まっちゃん」が一般的だと思うが、彼はそこはかとなく “業界人っぽさ” を醸しつつ、知り合い風に「松本さん最近疲れてるからな~」などと話すのだ。

つらつらと書いてきたが、今後も彼はきっと「若き天才」が現れるたびに、その名を呼び捨てにすることだろう。その都度 “ワシが育てた感” を感じ取ってしまい、心の中でツッコむのも面倒なので「そうた」の件も含めて本当にやめていただきたい。

執筆:P.K.サンジュン
イラスト:マミヤ狂四郎
Photo:RocketNews24.

▼こちらは「ケイ事件」の際に撮影した動画。ケイの件は譲ったが、今回は1歩たりとも引くつもりはない。