公益財団法人日本生産性本部が発表したところによると、今年2017年の新入社員は「キャラクター捕獲ゲーム型」なのだとか。つまり、2016年夏にリリースされた「ポケモンGO」型であるという。

何をもってそんなことを言っているのか、よくわからないのだが、この組織が過去に発表した新入社員の分析を見ると……これは何でもアリやな……。

・過去に発表された新入社員のタイプ

2016年 ドローン型
2015年 消せるボールペン型
2014年 自動ブレーキ型
2013年 ロボット掃除機型
2012年 奇跡の一本松型
2011年 はやぶさ型
2010年 ETC型
2009年 エコバック型
2008年 カーリング型
2007年 デイトレーダー型
2006年 ブログ型
2005年 発光ダイオード型
2004年 ネットオークション型
2003年 カメラ付ケータイ型
2002年 ボディピロー(抱き付き枕)型
2001年 キシリトールガム型
2000年 栄養補助食品型
1999年 形態安定シャツ型
1998年 再生紙型
1997年 ボディシャンプー型
1996年 床暖房型
1995年 四コママンガ型
1994年 浄水器型
1993年 もつ鍋型
1992年 バーコード型
1991年 お仕立券付ワイシャツ型
1990年 タイヤチェーン型
1989年 液晶テレビ型 (引用:日本生産性本部発表、出所:「現代コミュニケーション・センター」(所長坂川山輝夫氏)資料より)

実はこの、新入社員の分析は1973年(昭和48年)から発表されている。日本生産性本部発表の資料(PDF)で1973年分から見ることができるので、そちらを参照して欲しい。

・トレンドに合わせてる?

それにしても、これってもしかしてその年のトレンドに新入社員のタイプを無理やり当てはめている気もするのだが……そんなことはないのだろうか? もし仮にそうだったとすると、来年度に発表されるタイプも事前に予想ができる。

私(佐藤)は勝手に、「VR型」と予測するのだが。「インターンシップで就業を疑似体験して、その経験に没入するタイプ」とか何とか言われそうなのだが、果たして……。いずれにしても、新入社員の皆さんには、一日も早く仕事や職場に慣れて欲しいと思う。

参照元:日本生産性本部
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24