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タイに行ったことのある人ならば、きっと誰しもが「カオパット(タイ風チャーハン)」を食べたことがあるだろう。小奇麗なレストランで食べるよりも、なぜか屋台のカオパットの方がアロイ(うまい)んだよなァ……なんて思う人も多いのでは?

そんなカオパットを日本のタイ料理屋さんで注文すると、どういうわけだか「コレジャナイ感」があったりする。荒々しさが足りないというか、なーんかビミョーに違うのだ。あの味を……もう一度……食べたい!! ということで、私(羽鳥)が研究に研究を重ねたレシピがコレだ。材料さえ完璧に揃えたら激ウマ確定。作り方も超カンタン!

【羽鳥式タイ屋台風チャーハン「カオパット」の作り方】

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<材料(1人分)>
・タマネギ(4分の1) → みじん切りにしておく
・ニンニク(1かけ) → みじん切りにしておく
・たまご(2個) → といておく。1個でも良い。
・長ネギ(適量) → 小口切りにしておく
・パクチー(適量) → 細かく切っておく。
・豚肉(適量) → 一口サイズに切っておく。
・エビ(2〜3尾) → なくてもいいけど、あったほうが豪華。
・タイ米(ジャスミンライス) → マスト! 絶対にタイ米を使うべし。カルディにも3合用の無洗米が売ってるぞ。
・きゅうり(3枚にカット) → タイのきゅうりが手に入らないので、日本のきゅうりで我慢しよう。
・ライム(6分の1) → 食べる時に絞るとウマイぞ。
・ナンプラー(大さじ1) → マスト! できるだけ質の良い(うまい)ナンプラーを使おう。何が美味いんだか分からなかったら、高いやつを買おう。カルディに売ってるぞ。
・シーズニングソース(小さじ1) → マスト! 大豆から作られたたまり醤油みたいな調味料。これがないとタイの味は絶対に出ない。カルディに売ってるぞ。
・創味シャンタン(耳かき1くらい) → 中華万能調味料。味覇(ウェイパー)でも良い。
・サラダ油(適量) → 炒める時に使用。

※なお調味料の量は、表示より少なめでも良いかもです。

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<作り方>
その1:フライパンに油をしいて、中火でタマネギとニンニクを炒める。
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その2:いい香りがしてきたら、豚肉とエビを投入。ジャッジャと炒める。多少コゲ目がついたほうが美味いぞ!
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その3:エビに火が通ったら、エビを隔離。これ大事。
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その4:こっから強火! ジュウジュウと炒まるフライパンにタマゴを投入!!
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その5:間髪入れずにゴハンも投入し、ジャッジャと炒める!!
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その6:間髪入れずに小口ネギ&パクチーも投入! ジャッ、ジャッ!!
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その7:ナンプラー&シーズニングソース&創味シャンタンを投入し、炒めろ炒めろ!!
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その8:ゴハンにタマゴがコーティングされてパラパラ的な感じになってきたら、隔離していたエビちゃん復活のリングイン!!
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その9:エビちゃんも仲間ですよ〜、みんな仲良くなじんでね〜と念を送りながら最後のジャッ、ジャッ!!
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その10:お皿にもりつけて、キュウリとパクチーとライムを添えたらハイ完成!!
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──以上である。ようするに、具材を混ぜて炒めるだけだ。

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・失敗しないためのポイント2つ

ポイントは、調味料の量を絶対に守ること。ある意味、カオパットの味は「タイ米&ナンプラー&シーズニングソース」で勝負が決まるといっても過言ではない。
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・強火の前で迷いは禁物

また、ダラダラ調理せずに一気に仕上げることもポイントだ。カオパットは段取り命(だんどりいのち)、電光石火の料理である。そのためには、まるでタイの屋台のように、事前に材料を完璧に揃えておくと大吉だ。味の決め手となる調味料も、事前に量を測って用意しておくとスピーディーに投入できるぞ。おためしあれ〜\(^O^)/

Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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