以前お伝えした、プロアメリカンフットボールリーグNFLの優勝決定戦「第48回スーパーボウル」のハーフタイムショーについて、耳を疑うような情報が舞い込んできたのでご紹介したい。

「過去20年で最高のハーフタイムショー」とネット上でも称賛されていた今年のステージ。実はロックバンド『レッド・ホット・チリペッパーズ』(以下、レッチリ)の演奏が、なんと生演奏ではなく、弾いている振りをしている “当て振り” だったことが判明したのだ!

・アンプに繋がれていない楽器

世界が注目する大舞台で当て振りをしていたのはベーシストの「フリー」とギタリストの「ジョシュ・クリングホッファー」。発覚した原因は、本来楽器から音を出すアンプに繋ぐケーブルである『シールド』が、どちらの楽器にも刺さっていなかったからである。

・機材トラブル防止!?

当て振りをした理由だが、今回のパフォーマンスがレッチリだけが出演しているライブではなく、ハーフタイムショー中の「仕掛けの一環」として登場したためだったのではないかと推測されている。推定1億人が視聴していると言われているショーの進行上、機材のトラブルが100%あってはいけなかったからではないだろうか。

・本人もコメント

ベーシストの「フリー」はこういった報道を受け、公式Twitter に「騙したわけではない。やむをえなかったんだ。騙したわけではないよ」と、ちょっとテンション低めのコメントを残している……。

実はシールドさえ楽器に挿していれば当て振りかどうかは見分けにくい。しかし、あえてそれをしなかったことから「どうせ当て振りをするんだったら、ごまかさずに堂々と当て振りしてやんよ!」というレッチリの潔い男気溢れる姿勢がうかがえる。

参照元: YouTubeUSA TODAY(英語)、Twitter @flea333
執筆: ユーニーマン

▼ベーススト「フリー」当て振り報道に対してのコメント
https://twitter.com/flea333/statuses/430535925550952449

▼映像をよく見ればギターとベースが線で繋がれていないのがわかる