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夫婦になる幸せな2人の姿を写すウエディング・フォト。最高の1枚を撮るために、ドレスや小道具など準備も周到に行われるものである。

中国で、あるカップルが「ほかにはないウエディング・フォトを撮りたい!」と、白いハト約100羽と共に写真を撮ったそうだ。ところが、撮影が終わりハトを放したところ、付近の住民が殺到! 「食べ物だ!」とハトを捕獲しに来たというのだ。

白ハト騒動が起こったのは、安徽省の合肥市にある天鵝湖(てんがこ)の湖畔だ。中国語で「天鵝」とは白鳥のこと。「白鳥の湖」で、平和の象徴である白いハトと写真を撮るなんて、なんともロマンチックだ。

だが、撮影後、ハトに災難が降りかかった。写真とムービーの撮影が終わったところで、撮影に使った白ハトを野に放したそうだ。そして撮影部隊がその場を離れたところ……ハトめがけて市民が殺到したというのだ!

そう、市民はハトを捕獲しに来たのである! その様子が写された写真を見てみると、確かに市民がハトを追い回している。しかも彼らは何か道具を使っている様子はない。素手でハトを捕獲しているのだ。まさかのハンターぶりである。

中国メディアによると、ハトを捕まえた市民は「これは食用のハト。食べられる」と話したのだとか。確かに中華料理にハト料理はあるが……食べるために捕まえてたんや……。

撮影用に連れて来たハトをそのまま放して良いのか、という疑問も残る今回の騒動。なお、100羽近くいたハトは、あっと言う間に数羽を残してほぼ全滅したそうだ。

参照元: 華商網(中国語)
執筆:沢井メグ

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▼ハトと戯れているのではない、追っているのだ
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