アサヒビールが中国の青島ビールの株式19.99%を買い取り、従来の7.09 %から26.99 %へと増えて青島ビールの筆頭株主である青島グループの30.89 %から3.9 %ポイントの差で近づいたことが現地複数のメディアの報道により明らかになった。

中国では中国国内の民族企業保護の声が高まっており、一部からは『日本が中国の代表企業である青島ビールの株式を大量に買い付け、自国の侵略を敢行している』という主張まで出てきている。

それもそのはず、中国では各国の多国籍企業が相次いで中国企業の買収に乗り出しているからだ。最近では米ジョンソン・エンド・ジョンソンが23億元を投じて中国化粧品大手の北京大宝化粧品有限公司を完全買収した。またある中国人たちは”育てていた豚を直ちに虐殺され結局何も残らない”と主張している。