実はけっこう優柔不断な私、あひるねこ。飲食店に入ると、メニューが多くて何を頼んだらいいか迷ってしまうことが多い。そのうち自分が何を食べたいのかも分からなくなり、最終的になぜ生きているのかという自問自答に陥ったことも数回。

そのため、中華料理屋なんてのはメニュー選びになかなか苦労する場所なのだ。あの山のような料理の数々……。だがしかし! そんな私のような人間にとって、非常にありがたい中華屋が存在した。そこでは頼むべきものが決まっている。餃子とビール、それだけ!

・オフィス街の中華料理屋

東京。都営線の三田駅を降りたのは夜7時くらいのことだった。駅前には飲食店がギッシリと立ち並んでおり、いい飲み屋がありそうでワクワクさせられる。そして、道行く男性たちの圧倒的なスーツ率。私以外全員スーツなんじゃ? という勢いだ。さすがオフィス街。

駅から5分ほど歩いた場所に、年季の入った中華料理屋を見つけた。今回の目的地である「中国家庭料理 大連」だ。初見だったらスルーしてしまいそうだが、この近くの会社に勤める知人によると、予約しないと入れないこともあるほどの人気店らしい。

・頼むのは2つだけ

店内は3階建てで意外と広い。と同時に、こう言っちゃ失礼かもしれないが、めちゃくちゃ古めかしい。通路にはペットボトルの段ボールが無造作に積んである。まあ、気取らない雰囲気と言えるだろう。テーブルに着きメニューをめくると、やはり中華屋だけあって品数は膨大だ。

しかし、今回頼むものはほぼ決まっている。すいませーん! かつてないスピードで店員さんを呼んだ私が注文したのは、餃子とビール。以上である。知人によるアドバイスはこうだ。「あそこは餃子が絶品! 餃子だけひたすら食え! 餃子だけ食べてれば勝てる!!」

・餃子は4種類

一体何に勝つというのか。ちなみに餃子は、焼餃子・水餃子・スープ餃子・蒸し餃子の4種類がある。焼餃子は明日地球が滅ぶとしても頼んでおくとして、もう1つは知人の強力プッシュにより蒸し餃子を注文することに。

・見た目からして超ウマそう

生ビール(税込530円)を飲みつつしばし待っていると、待ちわびた焼餃子が運ばれてきたぞヒャッホイ! 餃子は具を豚肉・牛肉・エビから選ぶことができるのだが、ここはスタンダードに豚肉(税込370円)にしておいた。にしても、なんという美しい羽根だろうか。

・ビールに合いすぎる

しっかりとついた焼き目といい、完璧だ。食べてみると、こいつがさらに完璧でガッツポーズ。表面カリッカリ、でも皮はモチモチ、そして中から想像以上の肉汁がジュワリと出てくる。カリッモチッジュワッで、超ウメぇぇぇぇえええ! ビールのために存在するかのような食べ物である。至福。

・オススメされた蒸し餃子

続いて到着した蒸し餃子。こちらは具をエビ(税込1100円)にしてみた。1皿15個入りなので、大人数で頼むのがいいだろう。そんでこいつがまた激烈に好(ハオ)。サイズは大きくないから1口で一気に食べるのがオススメだぞ。

・まるで小籠包

こちらも中からたっぷりの肉汁が出てくるため、それを逃がさないためにも1口で食べるのがベターなのだ。熱いのでハフハフしながら頬張るも圧倒的にウマし。そしてやはりビールに合いすぎる! この感覚、小籠包に近いかもしれないな。

メニューには他にも数多くの料理があるものの、餃子で忙しくて頼んでいる暇がない。そのくらい餃子が絶品だ。なぜ知人が餃子だけでいいと言ったのか、その理由がわかった気がするぞ。そう、「大連」では餃子とビールをひたすら頼むのだ。そうすればきっと、幸せが待っているはずである。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 中国家庭料理 大連
住所 東京都港区芝5-15-3
時間 11:30~14:00、17:00~24:00(月~金)、11:30~14:00、17:00~22:00(土・祝)
休日 日曜

Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼豚肉の焼餃子(税込370円)

▼焼き色が最高

▼青島ビール(税込530円)との相性は最高

▼もちろん他にも料理はあるぞ『イカと野菜炒め(税込840円)』