「JASRAC(ジャスラック)」の記事まとめ
ライターであると同時にミュージシャンでもある私(中澤)。バンド活動を開始してからそろそろ20年が経つが、音楽業界は甘いものではなくヒット曲なんてものはない。なんなら、一般リスナーが耳にするところまでたどり着くのさえ不可能な険しい世界である。
しかし、そんな私でも地道な活動の積み重ねにより、なんとか2023年の作詞や作曲の印税が20万円を超えた。やったー! と思っていたら、著作権管理をしてもらっているJASRACから「正会員資格を満たしました」という連絡が届いた。JASRAC正会員とは?
悪の秘密結社ってかっこいい。子供の頃、悪の組織に入るのが憧れの1つであった。現実にはショッカーは存在しないと知った時は悲しかったな。だって楽しそうなんだもん。ショッカー。
と思いきや、SNSで悪の秘密結社とまことしやかに囁かれるあの団体から招待状が届いた。そこにはこう書いてある。「正会員資格の要件を満たしていることが確認されました」と。入るっきゃねェェェエエエ!
3月……それは一部の人達にとって師走以上に忙しくなる季節。そう、確定申告である。売れっ子ミュージシャンにとっては切っても切り離せない義務。しかし、ミュージシャン歴20年くらいの私(中澤)は確定申告をしたことがない。なぜか? 答えは簡単である。
音楽での収入がないから。別の仕事で生計を立てているミュージシャンは多いと思うが、その場合、音楽での稼ぎは雑所得になる。そして、雑所得は20万円を超えないと申告の義務がないのだ。
結果、生計を立てている会社の年末調整で事足りてしまうのである。そんな売れないバンドマンの私だったが、今年は確定申告をしてみようと思った。
炎上が別の新しい炎上で塗りつぶされる世の中だ。ひと騒ぎしたら忘れられるサイクル。私(中澤)は6年ウェブライターをやってきて、そのサイクルがどんどん短くなっているように感じている。
中には答えが出ない状態で話題を聞かなくなるニュースも少なくない。しかし、それはトレンド上のことで、現実はずっと続いているものだ。それどころか、話題になっていた頃とはずいぶん違う風向きになっていることも。2017年に大炎上した「JASRAC vs ヤマハ音楽教室」の今をお伝えしたい。
JASRACのせいで街から音楽が消えた! JASRACが音楽をつぶす!!
2019年7月には、音楽教室へ潜入調査を行って大炎上したことも記憶に新しいJASRAC。その所業はまるで悪の秘密結社のごとし! 許せねェェェエエエ!! というわけで、逆にJASRACに潜入してみた。