東京駅にやってきた。さーて、オレの旅が始ま……らない。なぜなら、今回の目的地であるホテルは、ここ東京駅だからである。それも東京駅周辺にあるホテルではなく、東京駅の中にあるホテルなのだ。その名も……
東京ステーションホテル!
噂には聞いている。格式高いと。なにせ開業は1915年(大正4年)。かの松本清張や川端康成、江戸川乱歩らの文豪にも愛された由緒正しきホテルの朝食とは……!? 私とて物書きの端くれ。文豪めざして、いざ行かん!
東京駅にやってきた。さーて、オレの旅が始ま……らない。なぜなら、今回の目的地であるホテルは、ここ東京駅だからである。それも東京駅周辺にあるホテルではなく、東京駅の中にあるホテルなのだ。その名も……
東京ステーションホテル!
噂には聞いている。格式高いと。なにせ開業は1915年(大正4年)。かの松本清張や川端康成、江戸川乱歩らの文豪にも愛された由緒正しきホテルの朝食とは……!? 私とて物書きの端くれ。文豪めざして、いざ行かん!
作家の世界は狭き門である。誰でも易々と作家として活動できる訳ではなく、その昔であれば有志を募って同人出版を行ったり、自費出版でとにかく作品を作るというケースも少なくないだろう。それは現在でもそう変わるところではなく、活躍する有名作家も最初は自費出版だったりする。
最近出版大手の新潮社が、驚くべき自費出版プランの提案をしていることが判明した。その名も「山の上のホテル執筆プラン」である。山の上のホテルといえば、川端康成・三島由紀夫・池波正太郎・檀一雄などが長期滞在して作品を仕上げていたことはあまりにも有名だ。そんな宿泊プランがセットになってるなんて、魅力的すぎるだろ~。これ考えた人は天才!
文壇バー。そこは作家や編集者たちが夜な夜な文学の話に花を咲かせ、一見さんが訪れることは難しい世界。まるでフランスの貴族たちが集まるサロンのよう。お酒1杯で8000円もする店もあるのだとか。とにかく、お値段も敷居も高いバーなのです。
「どうせ庶民には無理無理」といじけているあなた! あきらめるな! 新宿ゴールデン街に「日本一敷居の低い文壇バー」があるぞ。その名もプチ文壇バー『月に吠える』。「プチ文壇」という名前からして、ちょっとカワイイ。さっそく行ってみたぞ!