食べ放題の店に1人で入るのは「ハードルが高い」と思われがち。実際は余裕で入れる店もあるのだが、どうしても周りの目が気になる人は多いことだろう。
特に “ザ・食べ放題” というイメージが強いお店ほど、入店の際に抵抗を覚える人は少なくない。一例を挙げると、「すたみな太郎」みたいなお店だ。
食べ放題の店に1人で入るのは「ハードルが高い」と思われがち。実際は余裕で入れる店もあるのだが、どうしても周りの目が気になる人は多いことだろう。
特に “ザ・食べ放題” というイメージが強いお店ほど、入店の際に抵抗を覚える人は少なくない。一例を挙げると、「すたみな太郎」みたいなお店だ。
ダイエットなどで節制していると、たまに欲が爆発してしまうことがある。
いい例が、先日の私。我慢しすぎたせいで投げやりになっており、すべてがどうでもいい気分だった。
ここで欲を発散させておかないと、すべてが台無しになってしまう予感がする。
そんなときに見つけた「黒毛和牛・しゃぶしゃぶ食べ放題」の看板。無視できるはずがない。
場所は新宿・歌舞伎町、トー横のすぐ近く。
──と聞くだけで荒(すさ)んだイメージを抱くかもしれないが、本記事には治安の悪い要素は微塵もない。ど健全もど健全。なんなら、その “健全さ” に救われた話といっていいかもしれない。
食べ放題。字面(じづら)からして夢が溢れている。なんなら、食べ放題を実施している店舗は「夢の国」と言っていいかもしれないが、おひとりさまにとってはその入場券がプラチナチケットに見えたりもする。
入店直後に、店員さんから「食べ放題は○名様からなんです〜」と言われることがあるからだ。先日、まさにそのような体験をしたのだが……偶然が重なって結果的にいい意味でどうでもよくなったので報告したい。
「すみません、食べ放題は2名からなんです〜」
──何度聞いても切ないセリフである。自分が “ぼっち” であるという現実をまざまざと突きつけられて、その場から消えたくなってしまう人も多いのではないか。
実際に私は今まで200回くらい聞いているが、そのセリフを店員さんから言われているときはどうしても周りの目が気になってしまう。
「あの人、1人なのに食べ放題をオーダーしようとしていたの?」と思われているんじゃないかという風に。
だがあるとき、切なさに耐えかねてヤケクソで高級肉をオーダーしたら考え方が変わった。どういうことかというと……