パンをむらなくきれいに焼きたい! その願いを叶えるべく画期的なトースターが登場した。ポーランドのデザインプロジェクトのチームが手がけた球状のトースターは、パンに均等に焼き目をつけられるうえに、焼き具合を目で確認することができるのである。機能的であるだけでなく、デザインもクール。これは次世代のトースターと言えるだろう。

このトースターは、ポーランドのクラクフ美術アカデミーのデザインプロジェクトのメンバーが考案したものだ。外観を一見すると、何のための機器であるのかわからないのだが、機能面と実用性を兼ね備えたトースターなのである。

中にパンを入れると6本のアームが加熱し、こんがりと焼き上げることができるのだ。しかも、中央に熱が集まるように設計されており、従来のトースターよりも効率的。パンだけでなく、ローストビーフやハンバーグの加熱にも適しているのだとか。

革新的と言える代物なのだが、加熱中は機器全体が真っ赤になるので、若干不安を感じないでもない。また、どれだけの熱量に耐えるのかも気になるところだ。

いずれにしても、これが市販されるようになれば、パンを焼くのが楽しくなるに違いない。早く日本にもお目見えして欲しいと願う。

参照元:Mateusz Główka(英文)