暑い、暑い、それにしても暑い。薄々気付いちゃいたが、やっぱり今年も日本の夏は暑い! こうなってくるともう2度と「冷夏」なんて来ないのかもしれない。いずれにせよ、今年も最高に暑い。

さて、この記事ではその暑さに関する素朴な疑問についてお知らせしたい。みなさんはこう思ったことはないだろうか? どれだけ暑くても「アイスを食べ続ければ余裕なんじゃないの?」と──。

・アイス最強説

昔と違って今では多くの人が「熱中症対策」の知識をお持ちのハズ。こまめな水分補給は当然として「塩分も摂った方がいい」「室内でも油断してはいけない」等、熱中症に対するリテラシーが高くなっているのではないだろうか?

もちろん、それらの対策は重要。しかし今回お伝えしたいのは、そのような真面目な話ではない。言うなれば、ただの個人的な疑問である。何かというと……


もしかして、直射日光を浴び続けていようともアイスを食べ続けていれば何とかなるのではないだろうか?


ほかにも気になっている人がいるような気がするので、実際に確かめてみることに。なお、今回はあくまで検証のために行ったもの。実際は真似厳禁でお願いしたい。


・37度

というわけで、直射日光の下でひたすらアイスキャンディーを食べ続けてみることに。この日の最高気温は37度。外に出るだけでムワッとした湿度が全身を覆う、いつも通りの猛暑日である。

検証方法は簡単で、会社の前の歩道で直射日光を浴びつつアイスキャンディーを爆食いし続けるだけ。溶けてしまうため、アイスキャンディーは撮影係のYoshioが毎度事務所まで取りに行ってくれた。

いわばこれは「直射日光 vs アイス」の矛盾(ほこたて)。アイスを食べていても直射日光に参ってしまうのか? それともアイスさえ食べ続けていれば直射日光など屁でもないのか? 運命のゴングが鳴らされた。



・検証開始

で、暑い中で食べるアイスはマジでウマい! ありがとう、アイスキャンディー!! 記念すべき1本目は1分足らずで完食し、サッサと2本目を食べ始めた。

2本目もマジで余裕! マジで永遠に食べ続けられそう!! ……と言いたいところだったが、早くも異変が。あれ、こんだけ暑いのに頭が痛くなってきたような? え、もう?

症状的にはかき氷を食べている時に出る例のアレで、アイスを食べるスピードが一気にダウンした。さらに頭の痛さが気になって、暑さに関しては「覚えていない」というのが正直なところだ。

・さらなる異変

とはいえ気合いで3本目、4本目に突入すると今度は頭だけではなくお腹が痛くなってきた。なんとどれだけ暑い中であろうとアイスを食べ続けると、人間はちゃんとお腹が痛くなる生き物なのである!

結果、10分足らずで5本のアイスキャンディーを食べ切った時点で無念のギブアップ。暑さとは関係なく、頭とお腹が猛烈に痛くなったせいでトイレに駆け込むことを余儀なくされたためだ。

正直なところ覚えているのは「頭が痛い」「お腹が痛い」「アイスが甘い」くらいで、暑さについてはさほど印象がない。つまり「直射日光 vs アイス」はアイスが優勢なのかもしれない。



・無効試合

とはいえアイスは「食べ続けられない」という致命的な弱点が発覚したため、単純に「アイスを食べ続ければいい」ということにはならなさそう。ゆえにこの勝負は「無効試合」とさせていただきたい。

狂おしいほどの暑さの中で食べるアイスは単なる神である。ただ人間の体はアイスを食べ続けられるように出来ていない上に、そもそもアイスを食べても熱中症を防げるわけではない。やはり「こまめな水分補給」などが大事なのだろう。

参考リンク:厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.