手頃な価格と確かな味わいで人気の「ぎょうざの満洲」。埼玉県や東京都を中心に100店舗以上を構える、埼玉発祥の町中華チェーン店である。ちなみにマスコットキャラクターの名前は「ランちゃん」だ。

さて、つい先日のこと。友人らと数人で一杯やっていたところ「そういえば近くに満洲がありましたよね?」と目をキラリと光らせる男性が。そう、彼こそ「ぎょうざの満洲おじさん」だったのである。

・埼玉の誇り

東京都内に30店舗近くを展開しているものの、なぜか私は「ぎょうざの満洲」と縁が無い。理由は単純で「ぎょうざの満洲」が私の活動エリア内に1店舗もないためだ。

かつてぎょうざの満洲で衝撃を受けた身としては、近くにあるなら週一くらいで満洲を利用したい気持ちはある。ただ結局は年に1度利用するかしないかになっており、私の満洲偏差値はお世辞にも高いとは言えない。

・満洲おじさん

そんな中、居酒屋でそこそこお腹が満ちていたにもかかわらず「〆に満洲行きましょうよ、〆満洲」と私をしつこく誘ってきた人がいる。彼は私のポケモンGO友達で、年齢も私より上の完全体のおじさんだ。

ここでは仮に「満洲おじさん」と呼ぶが、埼玉県出身の彼は「サンジュンさん、あんまり機会無いんだから満洲行きましょうよ、満洲」ととにかくしつこい。謎の「満洲ならおごる宣言」まで飛び出すほど私を満洲に連れて行きたいらしい。

結局、満洲おじさんの熱意に負けて男性4名で「ぎょうざの満洲」に入店したのだが、私に餃子以外のレパートリーは皆無。そこで満洲おじさんに「餃子以外だと何が美味しいんですか?」と尋ねてみたところ……


満洲おじさん「フフフ。そうですねぇ、私は餃子2、メンマのハーフ1までは決まってます。メインはその日の気分に合わせて選ぶことが多いんですが “やみつき丼” を食べることが多いですかねぇ?」


・やみつき丼?

地元の駅にあるぎょうざの満洲に、一時は隔日で通っていたという満洲おじさん。彼は見事な太鼓腹をしているが、少なからず満洲の影響もあるのだろう。その満洲おじさんのイチオシが『やみつき丼』らしい。

やみつき丼がどんな丼なのかサッパリわからないが、満洲に足繁く通う満洲おじさんのオススメならば間違いはないハズ。正直お腹は減っていなかったが『やみつき丼(750円)』をオーダーした。

で、やみつき丼は「豆腐の入った中華丼」的なビジュアルで、豆腐以外にはきくらげ・小松菜・人参・玉ねぎ・ひき肉などが入っている。見た目だけで判断するならば「あまり映えない中華丼」といった印象だ。


・悔しいがやみつきだった

で、実際のお味も「ガツンと来る!」といったインパクトは無く「醤油ベースでやや甘めの中華丼?」といった感じ。これといった中毒性も感じられず「どこがやみつきなんだろう?」と思わずにいられなかった。ところが……。

すごく気に入ったワケではないのに、なぜか止まらぬ手。お腹も減っていないのになんか妙に食べ続けちゃう! 結果、1度たりとも手を止めることなく気付けば『やみつき丼』を完食していた。

お恥ずかしながら、記事を書いている今になっても「どこがやみつきなのか?」の答えは出ていない。もちろん美味しかったが「満洲のぎょうざほど美味しいか?」と言われたら、それも迷うところだ。

逆に派手な味付けではないからこそ『やみつき丼』は手が止まらなかったのかもしれない。腑に落ちなかったものの、満洲おじさんを虜にしてしまう魅力が『やみつき丼』にあることは間違いなさそうだ。

参考リンク:ぎょうざの満洲
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.