これまでに公開された「MCU作品(ディズニー系マーベル映画)」を勝手にランキングしたい / 異論は大いに認める(2ページ目)
・アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)…… 79点
ストーリー的にはアベンジャーズ第1弾と同等だが、1発目のワクワク感を考慮してやや低い点数とした。今作でかなりの時間をかけて誕生させたヴィジョンも、その後あまり活躍できていなくて悲しい。
・アントマン(2015年)…… 87点
実はあまり期待していなかったが、意外や意外かなりの完成度だった。“小さくなる” というシンプルな能力も、最新技術にかかるとかなりダイナミックな作品に。また、他の作品にはあまりない親子の描写も素直に良かった。
・シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ(2016年)…… 95点
心情的にはイヤだが、それでもヒーロー同士の戦いはワクワクしてしまう。キャップとアイアンマンの主張はどちらも正しく、ストーリーにも深みがあった。また、今作で初登場したブラックパンサーやスパイダーマンも含め、それぞれのキャラに見せ場があるのも素晴らしい。
・ドクター・ストレンジ(2016年)…… 84点
万人受けする作品ではないかもしれないが、ドクター・ストレンジの独特な世界観を上手く表現していたのではなかろうか? 初登場のドクター・ストレンジでさえ、ある意味で余裕をもって作れるところにマーベルの強さを感じる。
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年)…… 100点
1も良かったが2はさらに良かった。個人的には単純な親子ものに弱いので、映画館で号泣してしまった。ガーディアンズは誰かが埋もれてしまうことがなく、各キャラの個性が立っているのが素晴らしい。あとやっぱりBGMが最高。
・スパイダーマン:ホームカミング(2017年)…… 86点
サム・ライミ版のスパイダーマン3部作が傑作だけに、当初はやや厳しめで鑑賞したスパイーダーマンだが、期待をいい意味で裏切ってくれた。スパイダーマンを演じたトム・ホランドは、これまでで最もコミックのイメージと近いティーンエージャー「ピーター・パーカー」ではなかろうか。
・マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年)…… 80点
ソーの中では一番おもしろい。あまり深いことを考えずに、ただソーとハルクが暴れまわる様子を堪能しよう。前2作では何となく暗いイメージがあったが、明るさを全面に押し出したことが功を奏した作品である。
・ブラックパンサー(2018年)…… 91点
アフリカの超ハイテク最先端国家「ワカンダ」の描写がスゴイ。血筋をテーマにしたストーリーも良かったし、何よりブラックパンサーの能力と強さに納得できた。初登場ではあったが「オコエ」や「シュリ」などのサブキャラも丁寧に描かれていたと思う。
・アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー(2018年)…… 120点
ハッキリ言ってこれまでのアベンジャーズとは格が違う。衝撃のラストは映画史に残る大いなる裏切りだ。脚本も監督も、そして「これで行こう!」と決断したディズニーもスゴイ。この作品でMCUは一気にスター・ウォーズ級の映画シリーズになったと確信した。
というわけで、1位から順番に並べると以下のようになる。
第1位: アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー
第2位: ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
第3位: ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
第4位: シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ
第5位: キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー
第6位: ブラックパンサー
第7位: アイアンマン
第8位: アントマン
第9位: スパイダーマン:ホームカミング
第10位: インクレディブル・ハルク
第11位: ドクター・ストレンジ
第12位: アベンジャーズ
第13位: キャプテン・アメリカ / ザ・ファースト・アベンジャー
第14位: マイティ・ソー バトルロイヤル
第15位: アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン
第16位: アイアンマン2
第17位: マイティ・ソー
第18位: マイティ・ソー / ダーク・ワールド
最下位: アイアンマン3
何度でも言うが、この点数はあくまで私個人の主観によるもので、異論も大いに結構だ。ただ1つ言えるのは「それでも全部観た方がイイ」ということ。どの作品をどう感じようと基本的には個人の自由だから、どうかあなたのお気に入りの1本を見つけて欲しい。
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼2018年8月31日公開の「アントマン&ワスプ」もなかなか良かったぞ!