一度でいいから行ってみたい。そう思いを馳せるのが聖地であるが、私にとってその1つが埼玉・東京を中心に展開する「ぎょうざの満洲」。ずっと好きで、近所に店舗がないにもかかわらずちょいちょい通っている存在だ。

そんな満洲の本店があるのは埼玉県所沢。これまで住んでる都内の店舗にばかり行ってたが、こういうのは思い立ったときに行くべき……!

・聖地巡礼

というわけで、聖地の最寄駅である新所沢へとやってきた。スマホのナビによれば、東口から徒歩3分くらいのところに本店があるらしい。


ロータリーから路地に入って歩くこと少し。あっ、あれはもしかして……!


ぎょう……満……なんか見慣れた文字が上空に見えるぅぅぅぅぅ!!!!


あぁ、間違いない。これだこれだ……これが……!


ぎょうざの満洲の本店……!!!! 決して大きい建物ではないが、満洲ビルとも言えるたたずまいは貫禄あるし「本店」の文字だけでドキドキする。


ちなみに隣にはシックな色をした別館が併設。宴会プランが用意されていて、パーティールームを貸し切りできるとのことだった。

・入店

まぁ今日はソロ活なので本店での食事となる。店内で「いつもの」満洲感を感じながら着席。平日の昼過ぎだからか、周りを見渡すと年配の人が多く地元に馴染んでるのがよく分かる。

本店だからと言って特別変わったところはなさそうだな……と思いきや、注文はタッチパネルじゃなくて口頭。いつも利用する店舗はタッチパネルだから、少し前にタイムスリップしたみたいな気持ちになった。

メニューに目を通すと、こちらも本店限定とかはなさそう。白米を玄米にチェンジできるのはお馴染みだし、餃子はもちろん幅広いメニューで中華を楽しめるようになっているのもいつも通りだ。


そうだなぁ……。この日休みだった私は人気メニューのダブル餃子定食と悩みつつ、一人飲みセット(餃子6個・1180円)を注文した。


まずは生ビールが到着。はーっ、平日の昼間から飲む酒はウマい……!


セットの相棒は餃子と「めかじきチャーシュー」。これは正直何度か食べたことあるが、ホロホロで味しっかり。酒と合う味だから間違いない。


そして餃子の味もいつもと変わらないのだが、不思議なもので本店というだけで美味しさが3割増しているように感じた。とどのつまり……


この日の私は合計6割もウマく感じたのだから、つい平日の真昼間から……


軽くぶちかましてしまった。ぎょうざの満洲で飲む酒はただでさえウマくて最高なのだが、頭の中で「本店で飲んでる」と考えるだけで脳汁ドバドバ!

気分が良くなったことで焼餃子(350円)とビール(510円)を追加し、ギアを上げてしまった。しかしながら、平日の昼間という背徳感を考えたら理性が働いた方かもしれない。

・ユニクロで見つけたヤバいTシャツ

さて、この時点でまだおやつの時間にもなっていない。気分が最高潮のところでお店を後にしたが、せっかく所沢まで来たのだ。寄り道でもしていこう。


そこでやってきたのは、2024年9月に新しくできたエミテラス所沢。ただ、ここがそんじょそこらの施設じゃなく、ユニクロで驚くべきものが売られていたからビビった。な、な、なんと……


ぎょうざの満洲Tシャツが売られていたのである!!!!


ユニクロで地域とコラボしたTシャツはよく見かけるが、まさかまさかの満洲! Tシャツに描かれているのは伝家の宝刀「ダブル餃子定食」、それから看板娘のランちゃんとガチ!!


日常で着られるかはさておき、当然ながら即買い。家に帰って着てみたところ……うわぁぁぁ!!!!


どこに出してもおかしくない満洲の熱狂的ファンが出来上がった。大好きな満洲の歩く広告塔になれるのは嬉しいが、街で着るなら上級者であることを覚悟しないといけないだろう。


シャツは1枚あたり1990円。ちなみにシャツだけでなくトートバッグも用意されていて、満洲以外にも「西武鉄道」「埼玉西武ライオンズ」「所沢市」と充実したラインナップが揃っていたぞ。

・ファンはユニクロマスト

これから満洲へ行くときにはこのTシャツを……とも思うが、相当恥ずかしいので部屋着、それから近所で使っていきたい。

それにしても、満洲のシャツがユニクロにあるなんて。ファンが聖地巡礼した際、所沢のユニクロを覗くことをオススメしたい。

参考リンク:ぎょうざの満洲
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼新所沢駅にはなんと満洲が2店舗ある! こちらは西口の店舗