夏場に特に美味しい料理の1つに「タイ料理」がある。すっぱ辛い味付けで夏の暑さも吹き飛びそう! ……まあ実際には吹き飛ばないのだが、暑いタイの料理が夏場も美味しいことは間違いない。

さて、そのタイ料理にインスピレーションを受けたメニューが現在「松屋」の一部店舗で販売されている。これがなかなかアグレッシブな商品だったので、ぜひみなさんにご紹介したい。

・今回はタイ料理

ジョージアの「シュクメルリ」を筆頭に、これまで数々の多国籍メニューを展開してきた松屋。セネガルの「マフェ」やペルーの「ロモサルタード」など、松屋が無ければ知らなかった料理も多かったに違いない。

なので松屋が「タイ料理」に目を付けるのは、想定内と言えば想定内。日本国内でもタイ料理の人気は高く、過去に松屋でも「プーパッポンカレー」が期間限定メニューとして登場していた。

・2種類登場

さて、今回一部店舗で試験的に販売されているのは「タイ風旨辛だし醤油牛めし」と「タイ風旨辛だし醤油チキングリル定食」の2種類。どちらにも共通するのは「タイ風旨辛だし醤油」である。

つまり牛めしとチキングリル定食に「タイ風旨辛だし醤油」を加えた料理のようだが、肝心の「タイ風旨辛だし醤油」とはいったい? タイ料理好きとして実に気になるところだ。

というわけで「タイ風旨辛だし醤油牛めし」と「タイ風旨辛だし醤油チキングリル定食」を提供している店舗へと急行! なお、販売店舗はこちらのページを参照して欲しい。



・いきなりタイ

で、今回は「タイ風旨辛だし醤油牛めし」をオーダー。価格は1人前590円なので、鬼おろしポン酢牛めし(560円)よりはやや高く、チーズ牛めし(660円)よりはやや安い計算になる。

しばしして現れた「タイ風旨辛だし醤油牛めし」は見た目よりも香りが強烈! ちょっと君すごいな!! 漂うナンプラーの香りはタイの気配を隠そうとしておらず、完全に東南アジアの雰囲気であった。

また「タイ風旨辛だし醤油」は、唐辛子やナンプラーを使用しているようで、それが鬼おろしの上にかかっている。牛めしに「鬼おろし + タイ風ソース」が「タイ風旨辛だし醤油牛めし」の正体のようだ。


・辛っ!

さっそく食べてみると……ほう、辛い! その辛さはスッキリと鮮烈で、辛さが苦手な方なら一口でギブアップしかねないハズ。歴代の松屋の中でも上位に来る刺激的な辛さだ。

……が、その辛さが後を引き、結果的に手が止まらねえ! 香りはちょっとした生臭さを伴うナンプラーであるが、食べ始めたら問題ナッシング。印象的なのはあくまで鮮烈な辛さであった。

タイ料理において「酸味」や「甘さ」も代表的な味付けの1つであるが「タイ風旨辛だし醤油牛めし」は辛さに全振りしている。好みは分かれるかもしれないが、個人的には野心的なメニューとして好印象を受けた次第だ。

パラメーターにするとかなり歪(いびつ)な形になりそうな「タイ風旨辛だし醤油」。ゆえに全国展開される可能性は高くないと思われるが、松屋のアグレッシブさが垣間見えるメニューであることは間違いないだろう。

参考リンク:松屋
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.