ゲオで「118種類のゲームを内蔵したFC互換ゲーム機」とやらが売っていた。118種類のオリジナルゲームが楽しめるうえにファミコンカセットも挿して遊べるらしい。なんだか良さげである。

調べたところ、ゲオ限定のレトロファミコンとのこと。価格は2178円で、初回在庫の3000台がソッコーで完売したという。たまたま見かけたのはラッキーかも……ってことで、買って実際に遊んでみた。

・ゲオ限定のレトロゲームコンピューター

どうやら今レトロゲームが “キテる” らしい。ブックオフでも昔のゲームで遊べる互換機を販売して、中古ソフトの買取も強化しているそうだ。聞くところによると、昔懐かしい電子音解像度の低いグラフィックが逆に新鮮なのだとか。

ゲオ公式サイトには「昔ファミコンで遊んでいた世代からファミコンを知らない世代まで、幅広い年齢の方がレトロゲームを楽しむことができる」と書いてある。たしかにファミコンくらいなら操作も簡単だし誰でも楽しめるだろう。


正直オリジナルゲームは期待できないが、昔遊んでいたファミコンカセットでもう1度遊べるのは嬉しい。ファミコンも持っているけど少し不調で困っていたところだったのだ。



ついでに言うと、私はファミコンカセットで遊ぶためにブラウン管テレビまで用意していたくらい。2000円で懐かしのゲームを楽しめるなら買ってみてもいいだろう。さっそくゲームを取り出してプレイしてみたい!



レトロゲームコンピューターは本物のファミコンと比べると少しコンパクト。見た目はほとんど一緒。コントローラーは2個付属している。



んで、AV出力に対応しているのもレトロだ。黄色プラグを映像端子へ、白のプラグを音声端子へ差し込む。HDMIケーブルは付属していない。今回はブラウン管テレビで遊ぶので問題なし。電源はテレビのUSBポートやUSBアダプター(別売)から。




・遊んでみた

では、テレビの「入力切換」から「ビデオ」を選択して、ゲーム機本体の電源を入れると……


始まった!



118種類のゲームから1つを選ぶ。タイトルだけではよく分からないが、説明書に全ゲームの説明が詳しく載っていて、どうやらアクション・パズル・シューティングといった昔ながらのゲームが揃っているようだ。




・全部同じに見える

ただ……年を取ったからだろうか。どのゲームも同じに見えてしまう。ただレトロなだけでは面白いと思えないのだ。やはり私が求めているのは “懐かしさ” なのかもしれない。


ってことで、子供の頃にハマったファミコンカセット『闘いの挽歌』をセットすると……懐かしいタイトル画面が表示された。世紀末の荒廃した街を戦いながら進んでいくアクションゲーム。哀愁漂う音楽によって当時の記憶がよみがえる。



そういえば「1部のファミコンカセットには対応できない場合がある」とのことだったが、うちのカセットは全部対応していた。これで約35年ぶりのファミコンライフが復活するかも。




・常時販売を予定

追加の入荷分も好評のゲオ限定「レトロゲームコンピューター」は、今後常時販売を予定しているそうだ。レトロゲームに興味がある方、自宅にファミコンカセットが眠っている方は最寄りのゲオをチェックしてみてほしい。ファミコンいいぞ〜!


参考リンク:GEO「レトロゲームコンピューター」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.