JR赤羽駅の東口から徒歩約3分の場所には、以前の記事で紹介した激安カプセルホテル & サウナ施設「コスモプラザ赤羽」がある。入館してロッカーで服を脱いで大浴場へ直行。あがったらカプセルで寝るという流れが非常に素晴らしい施設だった。激しくおすすめ。

そんな赤羽駅の南口から徒歩約2分の場所には……これまた満足度MAXの「スーパーホテル東京・赤羽駅南口」があるのだ。無料ウェルカムバー、高濃度人工炭酸泉、朝食ビュッフェ付きで映画館のようなシアタールームが大人1名1泊8600円。コスパ最高なので紹介したい!

・赤羽の最強ビジホ

せんべろの街として知られる東京都北区の赤羽。先に述べたように、今回の主役・スーパーホテル東京・赤羽駅南口は「駅から徒歩約2分」の立地なので、安くてうまい居酒屋が集まる “夢の国” の中にあるホテルだと言える。酒好きサラリーマンにとっては天国だろう。

ちなみにスーパーホテルといえば “睡眠” に力を入れていることで有名。温泉でゆっくりリラックスできるうえに、枕は「柔らかさ」と「高さ」を自分好みで選べて、寝つきが良くなるオリジナルマットレスでぐっすり眠れることが約束されているのだ。

なんなら看板でも「ぐっすり眠れなければ宿泊料金を返金する」と宣言するくらいの力の入れよう。ここまで言われたら試してみたくなる……まるで催眠術、この宣言もぐっすり眠らせるためのテクなのかもしれない。


・枕選び

この日は早めに仕事を終えて19時過ぎにチェックイン。フロントで受付を済ませたら、アメニティコーナーで歯ブラシ等を取り……


さっそく枕コーナーへ。とは言っても、種類が多くて自分に合う枕がどれか分からない。この場で試すわけにもいかないし、理想の枕と出会うには何回か通う必要があるだろう。

とりあえず今回は、テキトーに「低反発の黄枕」を選んでおいた。柔らかさも高さも中くらいの枕。もっと攻めた方が良かっただろうか。


・シアタールームへ

それでは客室へ。レシートに記載された暗証番号が「部屋」と「正面玄関」の鍵となる。玄関ドアがロックされる夜間(24時〜7時)も暗証番号で開けることが可能だ。写真を撮って保存しておくと便利。

部屋は決して広くないが清潔感があって居心地は良さそう。てか、せっかくだからプロジェクターを使って大画面で映像を楽しもうではないか。


リモコンを使ってスイッチON。



言語設定を「日本語」にしてスタート。


操作は簡単。メニュー画面でアプリを選択すれば、YouTubeやNetflix(ログインする必要あり)を気軽に楽しむことができるようだ。明るくきれいに映っている。



さらに地上波のテレビ番組も視聴できるらしい。布団と枕はまったく問題ないが、テレビに夢中になって全然眠れないという可能性も……


そういえば……フロント横のパブリックスペースにある「ウェルカムバー」は、梅酒・焼酎・ワイン・ソフトドリンク等が飲み放題(18時〜21時)だった。せっかくなので梅酒を飲みながら野球観戦をすることに。最高すぎる。


・東京都北区赤羽の湯

さて、大浴場が利用できるのは15時〜9時30分だ。3階でエレベーターをおりると、赤羽在住の漫画家・清野とおる先生が描いたイラストボードが現れる。高濃度炭酸泉の効能についての詳しい説明が書いてあって面白い。

おかげで漫画のように「今すぐ入浴するっきゃないじゃんね!」という気持ちになってから入浴できた。気泡が肌につく炭酸泉は身体がよく温まりますな。ついでに紹介しておくと、大浴場と同じ階にコインランドリーもあったぞ(洗濯約30分200円・乾燥機無料)。


・朝食

たしかによく眠れました。枕が良かったのか布団が良かったのか、とにかく思いっきり熟睡できた。朝風呂でスッキリ目覚めてから朝食会場へ。朝食時間は6時30分〜9時。

メニューは日替わりおかず、オーガニック野菜使用のサラダ、特別栽培米のコシヒカリ、有機納豆、焼きたてパン、ヨーグルトなどなど……充実のラインアップ。やはり朝食付きプランがおすすめだ。

そんなこんなで、しっかりパワーチャージをしてからチェックアウト。手続き不要なのはナイス。強いていえば、清掃のために「チェックアウトしました」のカードをドアに貼っておくだけ。

手続きで並ぶ必要もなく気持ちよく出発。総合的にかなり満足度の高い宿泊施設だった。赤羽駅は池袋駅へ約9分、新宿駅へ約15分、東京駅へ約17分と都心へのアクセスが抜群なので使い勝手は良いだろう。東京出張などの際にいかがだろうか。


・今回ご紹介した施設の詳細データ

名称スーパーホテル東京・赤羽駅南口
住所:東京都北区赤羽南1-9-1

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]