毎週都内のホテルに宿泊している私は「大人1名1泊1万円以内のビジネスホテル」と「5000円以内のカプセルホテル」という設定で、評判の良いところにはほとんど泊まった。まだ泊まってみたい宿も残っているが、冒険したくない時は気に入った宿に泊まっている。

そこで今回は、東京都内に出張や観光で訪れる際にガチで使えるコスパ最高ビジネスホテル & カプセルホテルを紹介したい。たくさん紹介しても選べないと思うので、5つの施設に絞ってみたぞ。私が選んだのはここだ!

・マイルール

あらためて設定を確認しておくと “東京都内で大人1名1泊” という条件で「1万円以内のビジネスホテル」または「5000円以内のカプセルホテル」である。予算1万5000円なら可能性が一気に広がるだろう。しかし1万円・5000円以内で絞るとかなり限られてくるのだ……!


ドーミーイン後楽園のキャビンルーム

2023年7月に1泊6300円で宿泊。ドーミーインのサービス(大浴場・サウナ・夜鳴きそば・湯上がりアイス等)をフルで味わえる格安の宿泊プランが「グローバルキャビン」である。カプセルタイプとはいえ、ベッドの他にデスクや貴重品ボックスもバッチリあるのが良い。

館内は清潔感もあって、歯ブラシや耳栓といったアメニティ類も超充実。追加料金を支払えば豪華な朝食ビュッフェも楽しめるぞ。春日駅(三田線・大江戸線)、後楽園駅(丸ノ内線・南北線)、水道橋駅(JR)が徒歩圏内という立地の良さもポイントだ。


スーパーホテル赤羽駅南口

2023年11月に1泊8600円でシアタールームに宿泊。駅から徒歩2分という立地の良さに加えて、ウェルカムバー(焼酎・梅酒・ソフトドリンク等が18時から21時まで飲み放題)、大浴場(サウナ無し)、朝食付きで8600円はコスパ最高と言えるだろう。

またスーパーホテルといえば、睡眠に力を入れていることで有名。ぐっすり眠って気持ちよく目を覚ましてから朝食をガッツリ食べていざ会社へ。チェックアウト手続きが不要でスムーズに出発できるのも良し。


レンブラントキャビン新宿新大久保

JR新大久保駅から徒歩1〜2分だろうか。賑やかな通り沿いにあるカプセルホテル(1泊2800円〜)だ。コンビニもすぐ近く。しかし施設内は静かで快適。男女別フロア(エレベーターも別々)だから女性でも安心して利用できるのが特徴である。

数あるカプセルホテルの中で同施設を選んだのは「シャワーブースの多さ」「アメニティ類の充実度」「女性も利用できるから紹介しやすい」という理由。とくにシャワー待ちをすることがほとんどないのはポイント。カプセル内もキレイで寝心地は良い。


1泊1980円ホテル

ついでに激安施設をもう1つ紹介しておこう。平日1泊2000円から泊まれる「1泊1980円ホテル」。安いだけでヤバいホテルではない。気になる点といえば、入谷駅から徒歩7〜8分というビミョーな立地くらいではなかろうか。トイレも洗面所も清掃が行き届いている印象。

外国人観光客や女性宿泊客(男女フロアは別々)も珍しくなく、チェックアウトが12時なのでゆっくりできる。近くに銭湯(24時まで営業)があるのも良い。安くてありがたい宿だ。


クインテッサホテル東京羽田 Comic & Books

2023年10月に1泊7830円で宿泊。京急蒲田駅から徒歩7〜8分の場所にあるので、羽田空港を利用する際に便利なホテルだ。大浴場はないが、1階ラウンジの充実度がハンパではないので文句はない。具体的に言うと……

24時間ドリンクバー利用可能で、うどんもカレーも食べ放題。さらに漫画約8000冊が読み放題である。すぐ隣がセブンイレブンで、チェックアウトはルームキーをBOXに入れるだけ。使い勝手はかなり良いだろう。


・男性専用カプセル

最後に、男性専用だが「カプセル & サウナ コスモプラザ赤羽」や「安心お宿プレミア新宿駅前店」なんかもおすすめ。どこも本当に満足度の高いホテルなので、東京で宿探しをする際の参考にしていただきたい。ではまた!


執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.