Amazonでベストセラー1位のコンベックスを買った。コンベックスとはいわゆる「メジャー」の1種で、主に建築や工作で使用されるもの。今までは100均のものを使っていたが、今回購入したのは約3500円……プロモデルと言っても過言ではないだろう。

というわけで、100均メジャーとプロ仕様のコンベックスを比べてみることに。素人でもクオリティの違いはわかるのだろうか。

・タジマ(TAJIMA)

今回の主役はタジマ(TAJIMA)の「セフG3ゴールドダブルマグ25 5.5メートル目盛」。先に述べたとおり、Amazonのメジャー・巻き尺のカテゴリーでベストセラー1位の商品である。3882円で購入できたが定価は7260円。かなり高級な部類に入るのだろう。

ちなみに約3500件のレビューが集まっていて評価は脅威の4.4。コメント欄には「安定のタジマ」「現場で使用」「一生もの」などと書いてあった。100均メジャーと比べるとよく分かるが、見た目から漂う “本気度” が明らかに違う。

さっそく違いを発見。タジマには “爪” と呼ばれる部分にマグネットが付いていて、さらに爪がしっかり保護されている。一方の100均は爪がむき出し。まったく守られていない。ただその分、100均の方が軽い。


・0点補正移動爪

爪といえば、コンベックスは「0点補正移動爪」と言って爪の厚みの分だけカチカチ動くように作られている。これは「爪を引っ掛けて計測する場合」と「押し当てて計測する場合」で、測定結果のズレが生じてしまうのを防ぐためだそうだ。


爪を引っ掛けて測定する場合は、爪の内側が0点となり、


爪を押し当てて測定する場合は、爪の外側が0点となる。


ただ「爪のマグネット」を金属面に付けて、テープを引きながら測定する場合は、測定値から「1.6mm」を減らす必要があるとのこと。


ちなみに100均メジャーの爪もカチカチ動く。ちゃんと移動爪のようだ。意外とやりますね。


・テープ幅の違い

さて、今回買ったタジマのコンベックスは商品名に「セフG3ゴールド25」と書いてある。25というのはテープ幅のこと。100均は19mm、タジマは25mmだった。


一般的にテープ幅が長い方が強度があると言われている。長く伸ばしても折れにくいそうだ。試しに100均のテープを伸ばしてみると……

だいたい190mmで折れてしまったが、



タジマはさらに伸びて……


250mmを超えたあたりで折れた。


・JIS1級

さらに大事な違いは、タジマは「JIS1級」の規格を満たしているという特徴がある。日本産業規格(JIS)で定められた許容差内で測定できることを保証されているってこと。100均のものより信頼できるだろう。


また強度にも関係するのかもしれないが、よく見ると、100均のものはちょっと歪んできている。結果がズレそうだし、買い替えのタイミングだったのかもしれない。


・100均も便利

たしかに高価な分、タジマのコンベックスは使いやすくて正確なことが分かった。手が届かないところも安心して測れるし、ベルトに装着した時の雰囲気もグッド。とはいえ、100均のものがダメかというとそうでもなさそうだ。

仕事や趣味でバリバリ使うならプロ仕様が安心だし、引っ越しで使うだけだったら100均でも十分だろう。でもやっぱり、プロが使う道具はかっこいいんだよな〜。現場からは以上です。


参考リンク:Amazon「タジマ(Tajima)コンベックス 5.5m × 25mm セフG3ゴールドダブルマグ25 CWN3S2555」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.