中国発の激安通販サイト・AliExpress(アリエクスプレス)で約2000円のロボット犬を購入した。詳しく調べたわけではないが、日本国内で犬型ロボットを買うなら、安くても5000円以上はするだろう。半額以下でゲットできたのはラッキーとしか言いようがない。

商品ページによると、約2000円のロボット犬は中国発の家電メーカー「Xiaomi(シャオミ)」の協力ブランドによって製造されているという。シャオミといえば “中国のアップル” と呼ばれるハイテク企業だ。きっと素晴らしい犬に違いない。

・アリエクスプレスで買ったロボット犬

商品名は「電気機械式犬のおもちゃ、子供用、教育用組み立てキット、インテリジェントロボット、犬のおもちゃ」である。私は2546円で購入したが、今あらためてページを確認したら1922円だった。タイミングによって価格が異なるので安い時にゲットしたい。


さっそく箱から中身を取り出すと……

自分で犬を組み立てるようだ。


そういえば「組み立てキット」という名前だった。面倒だが中国語・英語マニュアルを確認しながら、誰もいない夜のオフィスで黙々と作業をすることに。いや、中国語は読めないのでイラストを見ながら組み立てていく



電気の供給方法は2通り。ソーラーもしくは単4電池を使ってバッテリー充電ができるパーツが付属されている。電池を用意するのが面倒なのでソーラーで。

商品ページによると、対象年齢は3歳以上とのこと。3歳に負けるわけにはいかないってことで、面倒な組み立て作業を根気よく続けていく。たしかにプラモデルは子供の知的好奇心を刺激する玩具だと思う。

そんなこんなで、ミニ四駆(ほぼ最初から完成形)しか作ったことのないオッサンでも約40分で完成……誰もいないオフィスでロボット犬が産声を上げたのだった。



・翌日

そして翌日、晴れていたので犬を連れて近所の公園へ。絶好の散歩デビュー日和だ。


待っている間はかなりシュールだが……



そろそろいいかもってことで、スイッチをONにしたら……


手足が動き出したァァアアアアアアアア!



そして……!


歩き出すロボット犬。完全に生まれたての歩き方である。これは可愛い。ただ……


やっぱり不気味なのか、公園にいる鳩が急いで道を開けている。さすがの鳩も引いているのかもしれない。その直後……


マンホールに足を引っ掛けたロボット犬は、その場で足踏みしかできず途方に暮れていた……鳩が引くのもわかる。


んで、なんとか脱出したかと思いきや、今度はひっくり返って足をバタバタさせていた。間抜けな姿が意外と可愛いことも発見かもしれない。



・愛情が生まれる

お手・お座りなどはできないが、約2000円ってことを考えたら十分ではなかろうか。組み立て式だから愛情も生まれるし、ソーラーバッテリーの仕組みも学べるはず。

というわけで、今回紹介したロボット犬は大人より子供に楽しんでもらいたい商品だ。興味のある方はチェックしてみてほしい。私は会社でこっそり飼おうと思う。それではまた!


参考リンク:AliExpress「電気機械式犬のおもちゃ、子供用、教育用組み立てキット、インテリジェントロボット、犬のおもちゃ」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.