コスパ最強を超えるパワーワードを、ここでは「コスパ超最強」としよう。この記事でお伝えする中華バイキングは紛れもなくコスパ超最強──。ダマされたと思って、最後までご一読いただきたい。

今回ご紹介するのは新橋の中華居酒屋『超兄貴』のランチバイキングである。世の中には1000円ジャストのランチバイキングも少なくないが、おそらく『超兄貴』ほど満足度の高いランチバイキングはそう多くないハズだ。

・さほど期待していなかった

ヒョコッとSNSに流れてきた「1000円の中華バイキング」に乗せられて、まんまと新橋にやって来た私、P.K.サンジュン。とはいえこの時点では「まあ1000円だしな~」とさほど期待はしていなかった。

というのも、今から10年以上前、テレビで特集されていた中華バイキングに出かけた私は「こんなもんか」とガッカリした経験がある。確か2000円くらいしたハズだが「もういいや」とやや “中華バイキングアレルギー” になってしまったのだ。

しかも今回は1000円である。美味しいグルメが集結する新橋とはいえ「1000円でそこまで期待するのは酷」と思いながら『超兄貴』へと足を運んでいた。

・平日ランチタイムのみ

さて、中華居酒屋『超兄貴』は2023年7月にオープンしたお店で、JR新橋駅からは徒歩4分ほど。ビジネスホテル「相鉄フレッサイン」と同じ建物内にあるが、入口は裏手のローソンの横の階段からなので注意しよう。

で、お目当ての中華バイキングは平日11時から14時までの開催で、お値段は1000円ポッキリ。看板には開店キャンペーンで1300円が1000円になっている旨が書かれていたが、2023年10月下旬の時点でも料金は1000円であった。


前払いで会計を済ませ、まずは席へ。そして料理を取りにいくと……



めっちゃある!


ご飯や炒飯、スープを除いてもメニューは10品ほどあり、それだけでもテンションが上がる! というわけで、片っ端から皿に盛りつけて……


はいドーーーーン!


時間にもよるのかもしれないが、バイキングにありがちな「美味しそうなやつに限って品切れ」などということは無く、どれも満遍なく補充されていた。また「麻婆豆腐」や「青椒肉絲」といった定番どころがラインナップされているのも好印象だ。



・超ウマかったメニュー

さて、お味はというとどれも基本的にはウマい。「こんなウマい中華食ったことねえ!」とは思わなかったが、どれも標準的なレベルはクリアしているのではないだろうか? というか、まずい中華料理は基本的に存在しない。

ただし「豚足と大根の醤油煮」と「揚げ馬鈴薯 唐辛子炒め」はめちゃめちゃウマかったことを記述しておく。特に揚げ馬鈴薯は「中華版フライドポテト」といった感じで、唐辛子と山椒が絶妙! これだけまた食べに来たいくらいウマかった。

結局「炒飯 & 麻婆豆腐」などを好き勝手に楽しみつつ、最後は杏仁豆腐でフィニッシュ。体力的に極限まで食べまくったワケではないものの、それでも「絶対に1000円以上は食べた」と確信している。コスパは紛れもなく超最強だ。

お店も新しくキレイなうえ、黙っていても烏龍茶が出てくるなど終始隙が無かった『超兄貴』の中華バイキング。しつこいようだがマジでコスパは超最強なので、気になる人は1000円を握りしめて新橋までお出かけいただきたい。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 超兄貴
住所 東京都港区新橋4-10-2 相鉄フレッサイン新橋烏森口2F A
時間 月~土ランチ11:00~14:00 / 月~日ディナー17:00~23:30
休日 不定休

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.