世界一なんてなかなかとれるものではないが、2022年の渋谷ハロウィンが海外ネットで「世界で一番クレイジー」と紹介されていた。そんな動画を投稿しているのは英語圏向けに日本情報を発信しているYouTubeチャンネル『Japan ON』。

説明にはこう書かれている。「クレイジーだがユニークな衣装を披露するために世界中から人々が集まる」と。あの鬼のような人の壁はどこから現れるのかと思っていたが、まさか世界中から集まっていたとは……。

・梨泰院の事故を引き合いに出す人も

ちなみに、コメント欄ではユニークなコスプレを褒める声から「ソウル事件後も日本は未だにこんな感じ」と梨泰院(いてうぉん)の事故を引き合いに出す人もいる。

ソウル梨泰院雑踏事故は去年のハロウィンで梨泰院が混雑しすぎた結果、群衆雪崩により多くの死亡者が出た事故だ。東京新聞によると、159人が死亡し、その後梨泰院はゴーストタウン化しているというから街にとっても他人事ではない。

・ハロウィン前からピリつく渋谷

2023年はどうなるだろうか? そんな気持ちで渋谷に行ってみたところ、ハチ公改札口を出た瞬間、ハロウィンに関する文章が目に飛び込んできた。

いつも浜崎あゆみとか韓流アーティストとかの広告がある場所に文字のみの看板がある。そこにはこう書かれていた。「【注意】渋谷はハロウィーンイベントの会場ではありません。」と。

普段、スタイリッシュな広告が掲載されている場所だけに、そのオシャレさの欠片もない記述からはビシバシ意志が伝わってくる。さらに、渋谷の街を歩いてみると……


センター街の入り口にも……


電灯にも注意文言が。

ハロウィン前からピリついた空気を感じた。同じハロウィンでも池袋ハロウィンが平和なことを考えると、ハロウィンが悪いというより、ルールに則らない人が悪くしている印象を受ける。渋谷はハッキリとルールを示しているがはたして効果はあるのか。今年の渋谷ハロウィンが何事もなく終わることを祈らずにはいられない。

参考リンク:YouTube東京新聞
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]