2023年9月29日、銀座の無印良品がリニューアルオープンした。リニューアルのコンセプトは、ズバリ “食” ──。「MUJIコーヒー」「MUJIベーカリー」「MUJIダイナ―」などなど、食にエッジを効かせた店舗となっている。

というわけで、リニューアルオープン初日の銀座へ足を運び、生まれ変わった「無印良品」を徹底レポート! 以下で詳細をご覧いただきたい。

・2階から上は食以外

はい、やってきました、銀座の無印良品。激混みってワケではないけれど、やっぱり人は入ってますね~。外国人観光客らしき人がかなり多かったんですが、なんかガイドブックとかに載ってるのかしら?

それはさておき、今回お届けするのは1階と地下1階の様子。2階から6階までは「婦人服」「紳士服」「家電」などを取り扱っていますので「銀座の無印は食料品しかない」ってことではありません。もちろん普段通りの買い物も出来ますよ。


で、まずは1階からご紹介。リニューアルの目玉「MUJIベーカリー」を早くも発見しました!


こちらで販売しているのは4種類のフォカッチャサンドと2種類のクロワッサン、そして「MUJIコーヒー」です。


パンはベーカリーに併設されたキッチンで焼いていましたよ。


フォカッチャサンドは「チキンのトマト煮込み」「魚介のクリーム煮」「チキンのガーリックほうれん草煮込み」「ティラミス」の4種類。価格はどれも800円でした。


また、クロワッサンは「全粒粉入りクロワッサン(330円)」と「全粒粉入りあんクロワッサン(360円)」の2種類で、MUJIコーヒーもこちらのベーカリーにて400円で販売しています。


今回はフォカッチャサンドの「チキンのトマト煮込み」を食べてみました~。


まあ、美味しいですよね。パンチ力よりは、いい意味での素っ気なさとでも言いましょうか? シンプルな美味しさがとても無印らしくて好感が持てました。なお、コーヒーは酸味が強めで、スタバのコールドブリューみたいな風味でしたよ。


・イタリアンコーナー

さあ、1階のフロアを回ってみましょう~。


店員さんに伺ったところ「イタリアン」にはかなり力を入れているそうです。パスタやパスタソースなどがズラリと並んでいました。


生タイプのフェットチーネなんかもありますね。


現地の食べ方を学び、ソースをつくりました」ですって。へえ、へえ、へえ。


お次に野菜とフルーツコーナーを発見しました~。


葉物の野菜やキノコ……


シャインマスカット様も売ってましたよ~。誇らしげ~。


おっと、定番のレトルトカレーも種類がパないですね~。ちょっとした博物館みたい。


カレーコーナーには、店舗限定の「牛ほほ肉のデミグラスソースカレー」なる商品が売っていましたよ。


お値段は強気の1000円ですが、とりあえず購入。気になるお味は後日改めて報告しますね。レトルトで1000円って相当自信があるんでしょう。うん、そうに違いない。


・冷凍キンパを猛プッシュ?


おや、冷凍食品コーナーもありますね。


どうやら冷凍食品の中では「冷凍海苔巻き」をプッシュしているようです。


韓国の海苔巻き「キンパ」がやたらバリエーション豊富でした~。今度がっつり購入して食べ比べしてみようかな?


もちろん「バウムクーヘン」などの定番商品もありますよ。


バナナバウム最強。関係ないけど、毎回フライト前は成田空港の無印で5個くらいバウムクーヘン買ってます。何かと重宝するんですよ。飛行機の上ではパンパンになるけど。


お、ありました! おこげせんべい!! 無印で1番美味しいのはこれですから! 無限に食べ続けられますから!! 食べたこと無い人はぜひ1度食べてみてください~。


あとはコーヒーにも力を入れているそうです。何を選んだらいいかわらかないくらい種類豊富ですね~。


最後にお会計はセルフレジとなっていました~。


ここまでが1階フロアです。無印の定番商品に加え「パスタ」「コーヒー」「野菜と果物」「冷凍食品」「ベーカリー」などがズラリ! そうそう、1階の入口ではリニューアルオープン記念の「パスタ福袋」と「コーヒー福袋」も販売していました。


・レッツダイナー


さあ、次は地下1階の「MUJIダイナー」へ行ってみましょう~。


まあ要するにお食事処なんですが、ランチタイムは「コース料理のみの提供」ということでした。時間帯によってはカフェ的に利用できるようです。


コースは「2200円」と「2800円」の2種類で、ドリンクやデザートの追加が可能です。私は2800円のコースにドリンク & デザートセットを注文しました。合計金額は3400円です。


注文はQRコードを読み取ってからのモバイルオーダー。最近増えてきましたね~。


で、ケールとマッシュルームのサラダは秒で提供されました。ケールのほのかな苦みが美味しいです。


続いてやってきたのはミネストローネです。これは間違いないヤツですね。素材の甘みが出まくっていて、コース料理の中では1番美味しかったです。THE・鉄板。


ポロモードはシンプルなトマトパスタで、味も非常にシンプル。トマトの酸味はさほど強くありませんでした。


メインは豚のスペアリブ。骨から肉がホロホロッと取れますよ。バジルソースとの相性も良く、とても美味しかったです。


ちなみに、イヤらしい話、豚のスペアリブなんて原価はさほど高くないんですよ。美味しい部位なんですけど、調理が面倒だから。


それを技と手間で美味しくして、それなりのお値段で提供するのって理想的じゃないですか? 無印らしくて素晴らしいと思いました~。


あとはデザートの盛り合わせとコーヒー。生クリームが美味しかったです。


これで3400円をどう取るかは個々人の判断に委ねますが、銀座という立地を考慮すると個人的には割高だとは感じませんでした。決して「人生最高のウマさ」とは言いませんが、確実な料理が出てくる安心感は大きいですよね。


ちなみに6階では「MUJIホテル」の食事が楽しめるとのことでした~。行こうと思ったけど、さすがにお腹がパンパンで断念。今度行ってみようっと。


・銀座にいたらぜひ

ざっと以上がリニューアルした銀座の無印良品のレポートです。「コスパ最高!」だとか「わざわざ出かけるべき!」などとは申しませんが、銀座にいたらちょっと立ち寄ってみると楽しいと思いますよ。

今後、銀座無印のような店舗は増えていくのでしょうか? また夜の「MUJIダイナ―」も気になるところです。とにもかくにも、現場からは以上! P.K.サンジュンがお届けしました。

参考リンク:無印良品
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.