ジャンボ! このまえ田舎の村に行ってきたんだけど、そこは電気が来ておらず、いまだに現役バリバリで「ランタン」を使っていた。ケニアで使われているランタン、日本では珍しいかもしれないから記事にしとくね。

まずランタンは、比較的どこでも買える。灯油の入っていないランタン本体は、スーパーマーケットにも売っている。価格は50kes(約53円)ほど。なのでケニアのお土産にも良いかもしれない。なぜならば……

よーく見てほしい。「Tomato Paste(トマトペースト)」と書いてあるだろう。そう、このランタン、実はトマト缶を再利用したエコ商品なんだ。オシャレを狙っているのではなく、ガチのリサイクル品なんだ。

本体を買ったら、あとは灯油と、先っちょの「芯」も買っておいた方が良いだろう。んで、あらためて火をつけると……

このように明るく燃える。ただ、長時間の利用は気をつけた方が良い。部屋の中に煙が広がって、非常に危険な状態になるからだ。目がシバシバと痛くなったり、煙で咳き込んだり。

また、風にも注意してほしい。強い風が吹いた時、炎の柱も横になびくから、家具とかに燃え移り……みたいな危険性もあるから要注意。あとは、「小さいランタン」で「全力に明るくする」と破裂する可能性もある。

そんな取扱注意なランタンだけど、電気が来ていない家ではいまだに現役。マサイ族のルカはソーラーライトで明るく部屋を照らしていたけど、カンバ族の田舎では灯油のランタン派が多いかなぁ。もしかしたら、マサイ族の方がハイテクかも? ではクワヘリ〜!


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

リクエストボックスに質問などを送ってもらえるとチャオス喜びます。よろしくお願いします!